とうとうそういう時代になりましたね。キャプチャーボードが2199円で買えます。
以前から少し疑問に思っていたのですが、ソフトウェアエンコードのキャプチャーボードってPCのスペックで画質が決まるじゃないですか。
ってことはキャプチャーボードって仕事してるの?
って思いません?
もし大した仕事をしていなくて、映像をただ入力するための機械だとしたら…
1万円以上っておかしくない??
っていう、もっとも私らしい疑問がありました。
こんな安くてキャプチャーできるなら買うしかない
はい、注文した翌朝にポストに入ってました。恐ろしい時代です。
筐体が鉄でできていて意外と高級感あります(笑)
裏面にでかでかと「MADE IN CHINA」。ここまで大きく書かれると逆に安心感があります。
配信用PCに差し込んで、ゲーミングPCとHDMIで接続。ドライバーインストールなどは一切なしで準備完了。簡単すぎて怖い…。
さぁ、検証だ!とりあえず録画してみた。
百聞は一見にしかず。ということで、動画を撮影しましたのでご覧ください↓※音無しで撮影したのでどこでも見れるよっ
https://www.youtube.com/watch?v=RW4-sp86iYk画質は65点
ソフトウェアエンコードなので、画質はCPUの性能が大きく影響します。ただし、取り込んでいる映像自体があまり良くなければCPUが良くても映像は良くなりません。ということで、取り込んでいる映像が良いか悪いか?という判断になります。
ソースとなるゲームの映像をHDMI経由で転送するのですが、この時点ではまだ映像の劣化は感じられません。問題は、このキャプチャーボードに映像データが通り…
USB2.0でPCに流れ込んでくる点です。
なぜUSB3.0にしなかったのかが謎なんですが、USB2.0だとデータの転送速度が遅いので1080pの解像度だとギリギリ間に合わないのでは?という疑問が購入前からありました。
録画してみると、やっぱり少しフレームレートが下がっている印象で、処理しきれていないような気がします。ほんと何となくなんですがフレームレート50とか45とか?60MAXで出続けているように見えないのは僕だけでしょうか?
気にならない人の方が多いレベルだと思うので、そこまでの品質を2000円で出せるのが脅威であることには変わりありませんが(笑)
2199円のキャプチャーボードは結局使えるの?
使えます。
例えば、
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①これからゲーム実況を始めたいけどあんまりコストをかけたくない場合。
②本格的にやるつもりだけど少しずつ経験を積みたい場合
③720p以下の低解像度で録画・配信する場合
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状況によって使えるタイミングがあります。特に、これから始める人には良い。だって、ソフトウェアのキャプチャーボードって普通1万円以上はしますから、それを2199円で買ってテストできるなんてこんなにリスクを減らせるものは無いでしょう。
また、自宅のPCのスペックが低く、ソフトウェアエンコードでは720pが限界という場合にもUSB2.0で十分です。mildom等の低解像度での配信をメインにするならなおさらこれで十分。
おそらく、配信やってる人の50%以上がこのキャプチャーボードで間に合うのではないでしょうか?高解像度で超高画質で配信したい変人は別ですが。
まとめ
ちなみに、OBSに一発で認識されました。不具合や煩わしいことは一切なしです。
時代は大きく変わってきてますね。簡単にまねができて、小型化が進んで、良いものが溢れています。ただ、まだまだブランドやら中国産嫌いやらで使わない人が多いです。
こういうのは使ってみた人の勝ちだと思います。
僕はスマホからの映像を取り込んだりするのに便利なのでサブキャプチャーボードとして使う予定です。
デジカメの映像を取り込んだりもできますから無駄に高いキャプチャーボードで揃えずに、コスト削減しながらやれてうれしいっすね。