TFTの定石進行|メタ構成と合わせて覚えるだけで最強&面白い!

TFTの定石進行|メタ構成と合わせて覚えるだけで最強&面白い!

TFTに定石とか基本ってあるの?

覚えておけば勝てるような基礎が知りたい!

ちょっと本気でTFT強くなりたいけど、何からやったらいいかわからん!

そんな人のための記事で、SETやパッチが変わったとしても、できるだけ今後も長く使える基本の話をしたいと思います。

先に結論を言うと以下です。

4種類の定石の進行を覚えて、各構成との相性を理解しよう!

ゴールドの使い方の定石はざっくり大きく分けて4つあります。

  • スタンダード
  • スローリロール
  • ファスト
  • ハイパーリロール

それぞれ構成には相性の良い定石があるので、構成を見た時に「あ、スローリロール7だな」と把握できるようにしておくと勝率が高くなります。

さらに、ちゃんと理解すると、定石を状況やタイミングによって微調整できるようになって、ゲームを有利に進められるようになります。

そこで、この記事では以下の内容をまとめていきたいと思います。

  • パッチごとに強い構成を頭に入れて、相性の良い定石と進行を予想しておく
  • 定石レベルアップ&リロールの効率的なやり方
  • その他の定石的な小技、勝率を上げるトピックいろいろ

この記事の内容が試合でパパっとできるようになれば、プラチナ抜けるくらいの実力がついてると思います!

もくじは右下にもあるよ

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最初に今のパッチで強いチャンピオン・構成を把握して、構成づくりに合う定石を理解する

定石進行の話をする前に、準備しておきたいことがあるので先に説明します。

3~4種類ほど、そのパッチにおける強い構成を覚えておきましょう、という話です。

まずは、metaTFTを眺める

パッチが変わって1~2日ほど経ったら、必ずmetaTFTを眺めておきましょう。

まだ見たことが無い人も、ぜひ一度見てください。

metaTFT

メニューから「Comps」を選びます。

メニューから「Comps」を選びます。

Stierの構成は全部覚えておきたいですね。

Stierの構成は全部覚えておきたい

構成名の下に「Fast9」とか「lvl5」と書いてあります。

構成名の下に「Fast9」とか「lvl5」と書いてあります

これが定石進行です。

「Fast9」はできるだけ早くレベル9に行く進行、「lvl5」はスローリロール5と呼ばれるレベル5で利子が出る状態をキープしながらリロールする進行です。

ちなみに、「Avg Place(平均順位)」や「Top 4 Rate」は”チャンピオンが揃った時のデータ”です。

構成決め打ちで揃わなかった場合の(順位の低い)データは含まれません。

言い換えると、決め打ちでやるともっと勝率は低い、ということです。

敵がやろうとしている構成や、ショップの排出状況を見て、全試合で狙った構成を揃える!というのが最初の課題です。

決め打ちせずに、状況を見て強い構成を毎試合揃えられるようになると勝率爆上がりします!

「何故その進行なのか?」がわかると強くなれる!

ひとつずつ「この構成はスローリロール5で…、この構成はファスト9で…」と覚えるのは大変です。

たぶん、丸覚えすると理解も進みづらくなりますので「なぜその進行なのか?」を考えてみましょう。

例えばset10のパンク構成は、スローリロール5が最適と書いてあります。

パンクはコスト1・コスト2のチャンピオンを中心に☆3を狙う構成です。

排出率を見るとコスト1・コスト2の両方を集めやすいのはレベル4と5です↓

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排出率を根拠にどこでリロールすると効率が良いかを見定めて、相性の良い定石進行を選ぶと勝率の高いゲーム展開を作ることができます。

進行を微調整するタイミングを予想しておく

相性の良い定石進行がスローリロール5だからと言って、何が起きても経験値を買わずにレベル5でリロールし続けるというのは間違いです。

例えば、パンクチャンピオンが全員☆3になった場合、次はコスト3やコスト4を狙う必要があります。

競合がいるならレベル7で早めにリロールを仕掛ける必要がありますし、競合がいないならレベル8の方が効率が良いです。

スローリロール5が定石でも、レベル6どころか、レベル7まですっ飛ばして8まで行った方が勝率が高いこともあります。

※レベル8の方がコスト3の排出率が1%高く、コスト4はもっと出やすくなります。コスト1~2はもういらないので、できるだけレベル8でリロールした方が効率が良いし、ユニット数増加とシナジーで盤面が強くなるので体力的にも有利です。

このように、定石進行を抜けるタイミングなどがあることを予想しておくと、ゲーム中に無駄なリロールしたり、ミスを防ぎやすくなります。

試合中は敵が何を目指しているのかを確認して、極力競合しない構成を選ぶ

競合しない構成を選べば、metaTFTに掲載されているStier構成を揃えられる可能性が高まります。

揃えてしまえば、データ通りの勝率が出るのでランクが上がりやすくなります。

あとは効率の良い定石進行を選んで進めて、手持ちの揃い方を見ながら定石から抜けるタイミングを見計らいましょう。

4つの定石進行とそのやり方を覚えて勝利を掴め!

正直、ここまでの話を覚えてしまえば初心者は卒業できるはずです。

あとは、定石進行の具体的な進め方を覚えて、ゲーム中に使えるようにしたいですね。

スタンダード

スタンダードとは、適度にリロールしながら☆2を揃えていく定石進行です。

レベルを上げるタイミング、リロールするタイミングを覚えておきましょう。

各レベルでの排出率を気にしながら進めるので、ちょっと難しい進行ではあります。

どんな構成を目指すときにスタンダードを使うか

コスト1~4までを2枚ずつ必要するような、全コストをバランスよく集める必要がある時に使うのがスタンダード進行です。

特に、コスト1~3に構成的に重要なチャンピオンがいる場合は、☆2に上げるために序盤で少しリロールしなければいけない場合があったりと、バランスを要求されるのでスタンダード進行を使います。

スタンダードのレベルを上げるラウンド数の定石

  • 2-1でレベル4
  • 2-5でレベル5
  • 3-2でレベル6
  • 4-1か4-2でレベル7
  • 5-1までにレベル8

…と言われていますが、この通りにやれば勝てるかと言われると、素直に頷くことができません。

コスト1が☆2になったら早いところレベル6や7に上げたいですし、2が☆2になったらレベル8まで上げたいです。

競合が全くいなくて連勝しているなら、ファスト8狙います。

レベル8でもコスト1は18%出ますので、先にコスト4を揃えて勝率あげたいですからね。

ただし、あなたが初心者で、細かい調整をしながらプレイするのはまだ難しい!ということであれば、まずは上記の表を覚えてそのまま使った方が勝ちやすいと思います。

おそらく、「本当はいろいろ微調整した方がいいけど、平均的な部分ではこのラウンドだよね」というのが上記の定石進行です。

覚えてつかってみてください!

スタンダードのリロールを始めるタイミングと、やめるタイミングの定石

中期リロールはレベル6~7です。

コスト1~2が揃っていないなら回してもいい場合が多いです。

ただし、連勝できているならレベル8まで進めた方が、先にコスト4を出しやすくなるので有利になります。

スタンダードは基本的に☆3を目指す必要はありません。

今はヘッドライナーがあるので、ガンガン集まってきちゃったら狙ってもいいですが、競合がいないか気を付けてください。

後期リロールはレベル8で、コスト4の☆2を目指してリロールします。

コスト4が☆2になったら、レベル9を目指すか、レベル8で☆3を狙うかを決めます。

スローリロール

スローリロールは、コスト2~3のチャンピオンを☆3にするために採用する定石進行です。

レベル6やレベル7で、50ゴールド以上の余分をつかってリロールしながらチャンピオンを集めます。

どんな構成を目指すときにスローリロールを使うか

コスト2や3を2体以上☆3にしたいときに使います。

スローリロールは競合に要注意です。

人気な低コスト構成は被りやすい上に、コスト3のチャンピオンごと総枚数は17枚。

チャンピオン複製機が無い場合、1チームしか☆3を作れません。

やっぱり競合がいない構成を選ぶのは大事です。

スローリロールのレベルを上げるラウンド数

以下はスローリロール7の場合です。

  • 2-3でレベル4(経験値購入なし)
  • 3-2でレベル5(経験値購入なし)
  • 3-4でレベル6
  • 3-7でレベル7
  • 5-1までにレベル8

レベル6、レベル7は目安です、できるだけ早くレベル7に到達できるように調整します。

レベル7でとどまれる時間を長くすることが重要です。

スローリロールのリロールを始めるタイミングと、やめるタイミングの定石

競合がいる場合はレベル7でリロールを始めていると思うので、コスト3が☆3になったらレベル8を目指すと良いと思います。

競合がいない場合はレベル8まで上げてからリロールでも問題ありません、体力状況を見て決めてください。

ファスト

とにかく経験値にすべてのゴールドを使って、誰よりも早くレベル8~9に上がり、高コストを独り占めするのがファスト進行です。

私はこの進行が好きです。とても勝率が高いので、基本はファスト8を使います。

どんな構成を目指すときにファストを使うか

コスト4~5が中心の構成を作る時や、キャリーがコスト4までいない構成を作る時に使います。

コスト4チャンピオンがいないと勝てない場合は、たとえコスト1~3が☆1でも関係なしでレベル8以上を目指します。

逆に言えば、レベルを上げるのが遅れると負ける定石進行なので注意。

ファストのレベルを上げるラウンド数

50ゴールドで最大利子をつけて、オーグメントもゴールド系を取って…

全部経験値に突っ込むので絶対にレベルを上げなければいけないラウンドは存在しません。

4-1か4-2でレベル8に到達するというのが目安ですが、早ければ早いほど良いです。

運が良ければ3-6あたりでレベル8になれることもあります。

ファストのリロールを始めるタイミングと、やめるタイミングの定石

レベル8もしくはレベル9です。

リロールを辞めるタイミングは「次のレベルを目指せそうな時」です。

もし、コスト4の☆3を作れれば4位以上確定ですし、コスト5の☆3を作ったら1位確定です。

ハイパーリロール

序盤の特定のタイミングで全財産を使う(オールイン)定石進行です。

低コスト構成はめちゃくちゃ楽しいですが、欲しいチャンピオンが出なくて悔しい思いをすることが多いです(笑)

どんな構成を目指すときにハイパーリロールを使うか

コスト1~2のチャンピオンを3体以上☆3にすることを狙う場合に使います。

序盤で敵の体力をゴリゴリ削ることができるので、ハマるとこれ以上無いくらい楽しいです。

ハイパーリロールのレベルを上げるラウンド数

3-1でオールインです。

経験値を追加していなければ、クルーグを倒した後レベル4における最後のラウンドになっているはずです。

コスト1が出やすい最後のタイミングでゴールドを全部リロールに使います。

出なければ負けです(笑)

ハイパーリロールのリロールを始めるタイミングと、やめるタイミングの定石

コスト1の☆3が揃ったらリロールをやめてレベルを上げていきます。

レベル5からは、50ゴールド以上の余分をリロールに回しますが、もうすぐ集め終わりそうな時などは利子を捨ててでも回して良いタイミングがあります。

利子を崩すのは怖いですが、それ以上のメリットがある場合はトレードオフすることを覚えると勝率が少し上がります。

その他の定石的な勝率を上げる考え方

これで定石進行の説明は終わりですが、TFTにはまだまだ小技的な定石があるのでご紹介します。

体力は30切るまで気にしないでOK

最短で盤面を強くするために最適な選択をするのがTFTです。

最終的に1番強い盤面にたどり着くことができれば、たとえ体力が1しかなくても1位を取ることができます。

体力の減りを早い段階で気にしすぎると選択がぶれて、たどり着けるはずの構成にたどり着けなくなる場合があります。

敵より先に体力が削れる構成もあるので、計画に入れてブレずに進行したいです。

基本的な仕様を覚えたら、トレードオフを覚える

1つ仕様を覚えると、そこから生まれるメリットを手放したくないと考えるようになり、さらに大きなメリットを得るための選択肢が却下されがちになります。

例えば、「50Gで利子が最大になる」という仕様を覚えると「利子を崩す」という選択はマイナスになります。

しかし、「競合がいるけど、あと1枚でコスト3が☆3になり次のレベルを目指せる」という場合には、利子を手放してでもリロールにコストをかける価値があります。

より大きなメリットのために、小さなメリットを手放す、トレードオフを覚えるとさらに勝率が上がります。

寿司ラウンドはアイテム優先も選択肢に入れる

構成を揃えたいという気持ちは理解できますが、寿司ラウンドではアイテム優先で選ぶという選択肢も考慮したいです。

チャンピオンはリロールすれば出てくる可能性がありますが、意外と獲得できるアイテムの方が限定されます。

「1ゲームで1回も弓を獲得できるタイミングが無かった」なんて経験は誰にでもあるはずです。

欲しいアイテムが取れるなら、アイテム優先の選択はかなり強いと思います。

配置の基本は「キャリーをどう守るか」

配置はかなり重要で、勝率を大きく左右します。

基本の考え方は以下です。

一番ダメージを出せるチャンピオンをどうやって最後まで生き残らせるか?

自分の盤面のキャリーは前線か後衛か、また、敵の構成に後衛狙いのチャンピオンはいないか、どんな動きで攻撃してくるかを把握して、自分のキャリーチャンピオンを最後まで残せる配置で戦いましょう。

1位を狙うかどうかという議論に終止符を

「1位を狙うより4位を狙った方がレートが上がりやすい。」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、これはちょっと微妙な考え方です。

setやパッチによっては正しいかもしれません。

ですが、結局はレートが上がっていれば1位を狙っても良い、です。

当たり前の話ですが、「4位以内に入りやすい構成」という条件が当てはまれば、ゲーム状況に合わせて競合がいないならどれを選んでも勝率は高くなります。

「1位が取りやすい構成を狙うと、4以内に入りにくくなる」という根拠はありません。

正しくは、「決め打ちすると競合したときに負けるから、決め打ちは早いところ卒業しよう」というのが本質になります。

※「1位を取りやすい構成は競合しやすい」とも言えますが、だからと言って「競合しにくい決め打ち」をおすすめするのは地獄の始まりです。面白くないし、どこかで頭打ちになりますからね(笑)

4位になれる可能性のある構成を3~5つ覚えて、ゲーム状況に合わせて選ぶことができれば、自然に勝率は上がっていきます。

もちろん、定石進行も頭に入れて効率よくやるほど勝ちやすくなります。

仕様と定石を覚えたら、その先は自分自身の肌感覚で強さを磨く

定石進行とメタ構成を覚えて競合を避けるような戦略をとると、TFTが対戦ゲームであり、相手の動きに合わせてさらに上を行った方が勝つゲームだということに気づけるはずです。

構成決め打ちは運ゲーですが、敵の構成の隙を突き始めたら、それができない人よりもレートは高くなります。

今まで決め打ちをしていた人は、最初は決め打ちするよりも弱くなってしまうと思います。

頭を使うのでしょうがないです。

でも、伸びしろの規模が違いますから、楽しみながらやってみてください。

  • メタ構成の確認
  • 相性の良い定石進行を覚える
  • ゲーム中は敵の構成と競合しないように動く

これでどんどん強くなれるはずです!肌感覚を磨きましょう!

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