OBSで録画設定をする方法！YouTubeに投稿する動画の画質設定

YouTubeに投稿する動画を撮影するためのOBS設定を紹介します。

ここで紹介するのは、投稿者、YouTube、視聴者など、現状もっとも多くの人が快適に使える基本的な設定です。

さらに画質を良くする設定もたくさんありますので、適宜アレンジしてください。

YouTubeのアップロード動画の推奨画質

YouTubeが公式に推奨している設定を確認しましょう。

YouTube にアップロードする動画におすすめのエンコード設定

重要な部分は以下です▼

今回は一番多く使われている1080p｜60fpsの設定を紹介します。

ここで推奨されているビットレートは動画を編集した後の話です。

OBSに設定するビットレートはもっと高くても大丈夫です。

ファイルが大きいと動画編集時の処理が重くなります。

編集に支障が無いようにできるだけ大きくすると良い画質の動画を投稿できます。

OBSの設定手順 – YouTube動画投稿用

設定するのは3つです。

プロファイルとシーンコレクション作成

配信用設定を作った時に簡単に切り替えられるように、「YouTube録画用の設定」という枠を作ります。

プロファイル作成

・上部の「プロファイル」をクリックして「新規」を選択

・「YouTube録画」と入力して「OK」をクリック

・「自動構成ウィザード」は「キャンセル」

※設定が面倒な場合は「録画のために最適化し、配信はしない」でも可

以上でプロファイルができました。

配信する時に上書きしないように注意してください。

シーンコレクション作成

・上部メニューからシーンコレクションをクリックして「新規」を選択

・名前は「YouTube録画」とします。※後から変更できます

以上でシーンコレクションが完成しました。

別のゲームをやる時は「YouTube録画②」などの名前でシーンコレクションを作り、細かく分けておくと設定が複雑にならないためおすすめです。

「設定」→「出力」タブ

録画する動画の画質設定をします。

簡単に説明を入れますが、画像の通りマネするだけでもOKです。

・「設定」→「出力」→「録画」で画質設定ウィンドウを表示

・以下の表のとおりに設定する

以下は一般的な設定です。

他の設定方法もたくさんあるため、適宜アレンジしてください。

出力モード	詳細
種別	標準
録画ファイルのパス	動画を置く場所を指定
録画フォーマット	MPEG-4(.mp4)
映像エンコーダ	NVIDIA NVENC H.264
音声エンコーダ	FFmpeg AAC
音声トラック	1のみチェック
出力をリスケールする	無効
カスタムマルチプレクサ設定	空欄
自動ファイル分割	任意（長くなりすぎると動画編集が重くなるため30分程度で分割がおすすめ）
レート制御	CQP
CQレベル	10～25（小さいほど画質が良く、ファイルが重くなる）
キーフレーム感覚	0s
プリセット	P5:Slow(高品質)（高い方が画質が良い）
チューニング	高品質
マルチパスモード	2パス（1/4解像度）
プロファイル	high
Look-ahead	チェックを外す
心理視覚チューニング	チェックを入れる
GPU	0
最大Bフレーム	2

・「適用」を押して設定完了

「映像」タブ

・右のメニューから「映像」を選択

基本（キャンパス）解像度	1920×1080
出力（スケーリング）解像度	1920×1080
縮小フィルタ	空欄
FPS共通値	60

・「OK」をクリックしたら設定完了

録画開始をクリックしてテストしてみましょう。

設定したフォルダに動画が保存されていれば成功です。

音声ビットレートはデフォルトでOK

音声ビットレートはデフォルトの160で問題ありません。

OBSの仕様で高すぎると音が割れることもあります。

100未満だとわずかに音質が悪く聴こえます。※個人差あり

上げても問題が無ければ高くしましょう。

配信の場合は「配信」で決めたビットレートの領域を使うため、高くし過ぎると画質に影響が出る点に注意してください。