ゲーム実況をしていて大きな声を出したときに音が割れてしまう原因と解決策をお伝えしていきます。大声を出すたびに音が割れていては視聴者さんにも嫌な印象を与えてしまうので改善していきましょう。余裕があれば声の音量の抑揚をなくし大声でも小声でも言葉が聞き取りやすい録音環境の作り方の記事へのリンクをつけておきましたので試してみてください。
音割れの原因は大きく分けて2あります。
①マイク入力時点でのクリップ
②OBS内でのクリップ
ひとつずつ確認していきましょう!
マイク入力時点でクリップして音が割れている場合
これが一番悪い音になりやすいので気を付けてください。コンデンサーマイクをオーディオインターフェースに接続している場合に起こる音割れです。オーディオインターフェースのゲインを上げすぎているせいで、大声を出したときにクリップ(入力過多)をしています。
マイク→オーディオインターフェース(マイクプリ)→PCと接続しますが、オーディオインターフェース(マイクプリ)の入力のつまみを上げすぎていて、大きな声を出したときに音が割れてしまいます。
改善方法は、マイクをできるだけ口に近づけて「わっ!」と大きい声を出し、「PEAK」と書いているランプが点灯しないようにつまみを調整することです。※オーディオインターフェースの種類によってPEAKと書いていない場合もあると思います
割れないギリギリまで大きくしておきますが、ランプが点灯しないギリギリの大きさになるように設定しましょう。小さく過ぎてもいけません。ノイズがおおきくなってしまいますのでできるだけ大きく、クリップしない入力感度にしておきましょう。
これで1つ目の原因はクリアです。
OBS内でクリップして音が割れている場合
こちらはちょっと難しいですが、頑張って設定していきましょう。「OBSのゲイン(音量)を上げすぎていて割れる」→「下げると小さい声の時聞こえない」この2つの間でいろいろ悩んでしまうとは思います。
まずは、小さい声の時に十分な音量になるようにゲインを上げていきます。この時点では大声を出したときに音量メーターがいっぱいになってしまってもOKです。小さい声でも音量メーターの黄色い部分に入るくらいにゲインを上げておきましょう。
次に大きい声を出しても音が割れないようにコンプレッサーをかけます。コンプレッサーは大きな音だけ音量を抑制する効果があります。大きな声だけを小さくするので、音量の抑揚がなくなってどんな声でも言葉が聞きやすくなります。コンプレッサーについては説明が長くなってしまいますので、以下の記事を参考にしてください→OBSの音声フィルタの使い方、音質を最高レベルに引き上げよう!
まとめ
音声フィルタは奥が深く、VSTプラグインというエフェクトツールを使うこともできます。イコライザーの設定でラジオ的な音質に変えるとさらに言葉が聞き取りやすくなっていきます。
まずは、音割れの原因の第一位はオーディオインターフェースでのクリップですので、大きな声を出したときにPEAKしないように設定を確認してみてください。
今回は以上です、最後までお読みいただきありがとうございました!