高音質なイケボで配信したい!
ここは、私と同じように「いくらかかってもいいから、最強の音質で配信したい!」という方のためのページです!
はじめに、私のマイク周りの構成を公開します▼
たくさんの機材を使い、コストもかけて、ここまでたどり着きました。まだまだ、上には上がいますが、宅録ではクオリティが高い方だと自負しています!
ということでこのページでは、ゲーム実況、配信、Discord、ゲーム内VC、WEB会議まで…
あなたの声を聞いた人から、
マイクの音質いいですねぇ~!
えっ!イケボですね!
って言われてしまう、マイク環境の作り方を解説します!私が紆余曲折、迷いながらたどり着いた高音質環境の作り方を公開するので、ぜひ参考にしてください▼
2022年1月。ずっと欲しかったSHURE「SM7B」を購入。その頃発売されたばかりのRME「Fireface UCX II」も一緒にGET。
本格的な音楽活動をしていることもあって奮発しました!
それぞれの機材をパソコンに接続、設定を済ませて、いざ最初にやったことは、VALORANTでVC(笑)
もっと「歌ってみた」とか、やることあるだろうと言われそうですが…
そこで言ってもらえたのが、「えっ!イケボですね!」「マイクの音質いいですねぇ~」でした。マイク変えた初日に言われたので、驚きました。この日、「機材と設定次第でイケボは作れる」と確信!
このページでは、ゲームVCだけでなく、ゲーム実況や配信、Discordなど友達との通話でも、良い声を届けられる機材や設定方法を解説して、あなたがイケボになるお手伝いをします!
【第1章】マイクは正しく設定しないと性能を引き出せない!
まずは、あなたが今持っているマイクや機材でイケボ&高音質にできないか確認しましょう。
- 機材を正しく接続する
- マイクを適切な位置に設置する
- 最適な音量にゲイン調整する
- OBS音声フィルタを正しく設定する
以上4つをきっちりやらないとダメです!
それを解説しているのが以下の記事▼
操作に慣れている人なら10分程度でマイクの本来の実力を引き出す設定ができます!
【第2章】音質は99%”マイク”で決まる!
ゲーム実況や配信で使う音響機材はいくつかありますが、音質を決めているのはマイクです。
- オーディオインターフェース
- マイクプリアンプ
- XLRケーブル
- ハードエフェクター
マイクの欠点を補ったり、できるだけノイズが出ないように設計されていることはありますが、音質そのものを上げることはありません。基本的にマイクとパソコンの間に接続するものが増えたり、距離が長くなるほど音は劣化していきます。
だから、マイクが低品質だったり、あなたの声に合っていない場合は、いくら後から加工をしようとも理想的な音質に届きません。音響の世界では「元がダメなら何をしてもダメ」なんて言われています。
正しく設定して納得いく音質にならなかったら、マイクから取り換えるのがベストです!
【第3章】用途に合わせるとマイクの音質は爆上りする!
ゲーム実況・配信・「歌ってみた」・弾き語りなど、マイクの用途は色々ありますが、どんなに良いマイクを使っていても、用途に合っていなければイケボ&高音質とは感じられません。
例えば、トークメインならノイズが少なく不快な高音域を抑えられるダイナミックマイクが適していたり、歌や楽器なら低音と高音の響きを豊かに拾えるコンデンサーマイクが良い、という適性があります。
それをパターン化して、あなたの用途に合うマイクや接続方法を見つけやすくした記事がこちら▼
これからマイクを購入する人も、マイクの交換を検討している人も、まずはどんなマイクを購入したら良いのかをこの記事でズバッと理解しちゃってください!
【第4章】高音質のマイクはオーディオIFでしか接続できない!
最近はUSBマイクの音質が良くなっていて、これからゲーム実況や配信を始める方には、楽に簡単に高音質になるので私もおすすめしています。
しかし、ここは最高音質を求めていくページです。音質に妥協しないという前提なら、オーディオインターフェースが必須です。
理由は、もっとも高品質なUSBマイクは今のところSHURE MV7+までしか無いからです。
4万円弱で、オーディオインターフェース、プリアンプ内臓、自動音量調整に仮想ポップガード、さらには専用アプリでエフェクトもかけられる優れものです。ちょっとした配信をするにはまさに”最適”だと思います。
でも、結局はそれだけたくさん機能がついて3万円台ですから、マイク本来のスペックは2万円前後の品質です。
対して、同じSHUERのSM7Bはマイク単体で5万円。音質と価格が比例するわけではないですが、どうあがいても越えられない壁があります。
このマイクだけじゃ何もできないのにこの価格。SM7Bを動かすにはオーディオIFが必要で、しかも感度が低いからマイクプリアンプが必要です。安く揃えても8万円前後のコストがかかります。
最近気になっている「Yokohama Microphone」さんでは、9万円弱のダイナミックマイクを扱っていて、いつか試してみたいと思っています。
こうした、最高音質の世界にたどり着くには、USBマイクのラインナップでは現状限界があるため、オーディオIFでパソコンに接続する必要があります!
【第5章】マネするだけで高音質なおすすめ構成紹介!
冒頭でも紹介した構成です▼
それぞれの機材を順番に解説します!
SHURE SM7B
配信者に大人気のSM7Bです!これさえあれば、ゲーム実況や雑談などのトーク系配信は間違いありません。
感度が低いのでマイクプリアンプが必要になります。たまにマイクプリアンプ無しで、口と密着させて使ってる人を見かけますが、ノイズが乗るのでちゃんとプリアンプを使いましょう。適切なゲインで録音すると、低音や高音の周波数がバランスよく録音できるようになります!
「憧れのマイク」という印象が強いですが、買ってしまえば音質に関する問題がすべて吹き飛びます。音質を極めたいなら、ぜひ使って欲しいマイクです。
Audio-Technica ATL458A
できればすべての機材をAudio-Technicaにしたいくらい、オーテクが好きです。理由は、日本製で気温や湿度の変化に強く、耐久性が高いからです。
同時期に買ったAudio-TechnicaとAKGコンデンサーマイクを1本ずつ持っていましたが、AKGは3年ほどで壊れました。私の扱いが悪かったとも言えますが、Audio-Technicaは出しっぱなしでも音質劣化すらしていなくて驚きました。
本当は、ハード系の製品も出してくれたら使いたいのですが、マイクとケーブル以外に導入できるものがありません。※音楽用途にはコンデンサーマイク「AT4047/SV」を利用しています!
PreSonus TubePre V2 真空管プリアンプ
SM7Bの力があれば、マイクプリアンプは何でもOKではあります。ただ、真空管マイクプリを使いたいなら、音質だけでなくデザインも素晴らしいTubePre V2がおすすめです。
真空管なので、少し温かみがある音を作れて、SM7Bと組み合わせるとかなりマイルドな音質に。やわらかく優しい声質に感じさせるようになります!
dbx 286s
マイクプリアンプ、コンプレッサー、歯擦れ音などを軽減するディエッサー、ハイとローを補完するエンハンサーなど、複数の機能をもったハードエフェクターです。
ハードエフェクターとは、OBSフィルタなどのソフトエフェクターの機材版です。パソコンに入力する前にエフェクトをかけられます。ソフトエフェクターよりもかかりが良く大きな変化をかけられます。
dbxは出音が素直なので、SM7Bを邪魔せず本来の音の良さを引き出せるのが魅力です!
RME Fireface UCX II
私の自慢のオーディオインターフェースです。ここですべてを語れないほど、多機能・高機能。世界一のオーディオIFと言えます。
パッと説明できる魅力としては、専用仮想ミキサーですね!出力が20もあるため、配信中に音を出力するアプリをすべて別の出力先に振ることができます。それをOBSで別々に取り込むと、「デスクトップ音」として一つだった音をバラバラに調整できます。
しかも、自分が耳で聞いている音は仮想ミキサーで調整できるので、音量を変更してもOBSから配信される動画の音量は変わりません。自分が聞いている音量だけが変わります。
出力音の音質はもちろん最高です。入力にノイズがのることもありません。最強。ただ、最強です!
品薄&円安で高騰しているのが悲しいですが、予算が許せばぜひ使ってみて欲しい逸品です。
まとめ
- まずは、持ってる機材で正しく設定
- 高音質目指すならマイクに金をかけよう
- 高音質配信はSM7Bが入口。その先もまだある…
配信で高音質を目指すための知識と、具体的な構成例を紹介しました。
正直お金をかければ音質は良くなるので、覚悟して突っ込んでみてください!
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