母ちゃんがバタバタ動くとマイクが雑音を拾っちゃうんだけど、どうにかならん?
マイクの設置位置、指向性の確認をして、だになみっクマイクに変えればノイズを小さくできるよ!
この記事では、配信中やWEB会議の際に環境音が気になる方へ、雑音を抑えるマイクの選び方と効果的なセッティング方法について詳しく解説します。
結論としては、単一指向性のダイナミックマイクを使い、口元に近づけて話すこと効果的です!
① 環境音を抑えるためのマイク選び
② マイクの位置や距離が音質に与える影響
③ 室内環境の改善方法でノイズを減らすポイント
周囲の雑音を抑えるためには、適切なマイク選びとセッティングが重要です。
単一指向性やスーパーカーディオイドマイクを選ぶことで、特定の方向からの音だけをしっかり拾えます。
さらに、マイクを口元に近づけることで感度を調整し、背景音を最小限に抑えましょう。
室内環境の改善も効果的で、防音カーテンや吸音材の使用が推奨されます。
最も大事なことは、ダイナミックマイクを使うことです。コンデンサーマイクは感度が高く、静かな環境でないと、環境ノイズをガッツリ拾います。
これらのポイントを押さえることで、クリアな音質が実現可能です。
それでは、雑音を抑えるマイクの選び方とセッティング方法について詳しく説明します!
周囲の雑音が気になる?マイクが環境音を拾う原因とは
マイクが環境音を拾う原因にはいくつかの要因があります。
一般的に、マイクが周囲の音を拾ってしまうのは、指向性や感度が原因です。
マイクには音を拾う範囲を決める指向性という特性があり、全指向性マイク(オムニディレクショナル)は周囲の全方向から音を拾ってしまいます。
そのため、外部ノイズや雑音が混ざりやすいです。
一方、単一指向性(カーディオイド)マイクなどの指向性マイクは特定の方向からの音を拾い、環境音を抑えやすいですが、それでも完全に除去できるわけではありません。
マイクが高感度であれば、より広範囲の音を拾ってしまうことがあります。
特に、コンデンサーマイクを使っている場合、自宅で誰かが階段を上り下りする音や、地域の放送などの音が拾われてしまう可能性が高いです。
配信やWEB会議などの会話にはダイナミックマイクがおすすめです。
録音環境やマイクの設置場所が悪いと、周囲の反響音や風の音、エアコンの音など、想定外の雑音も拾うことになります。
指向性やマイクの選び方に関しては、以下の記事でも詳しく説明してるよ!
マイクが不要な音を拾うメカニズム
マイクが不要な音を拾うのは、その指向性と集音範囲に由来する場合が多いです。
指向性を切り替えられるコンデンサーマイクを使っていて、単一指向性を使用していない場合は音が大きく反響して、聞き取りづらくなっている場合もあります。。
単一指向性(カーディオイド)マイクや超単一指向性(スーパーカーディオイド)マイクは、前方の音を主に拾い、側面や背後からの音は低減しますが、全ての環境音を完全に無視できるわけではありません。
特に、反響音や部屋の中の細かな音は、コンデンサーマイクのような感度の高いマイクではキャプチャされることが多く、設置場所や周囲の環境を変えても改善しない場合が多いです。
録音環境が静かではない場合は、ダイナミックマイクで背景ノイズを抑えよう!
環境音を減らすために知っておきたい基本知識
環境音を最小限に抑えるためには、マイクの選び方だけでなく、環境の整備が必要です。
使用するマイクは指向性が強いものを選びましょう。
カーディオイドやスーパーカーディオイド、さらにはショットガンマイクのように、特定の方向からの音だけを拾いやすいマイクが効果的です。
録音環境の調整も不可欠です。
例えば、録音場所に吸音材や防音カーテンを設置することで、反響音や外部ノイズを減らせます。
マイクを口元に近づけてゲインや感度を下げると、環境音を拾うリスクが減り、声がクリアに録音されます。
逆に、マイクを遠ざけると感度を上げなければならず周囲の音も含まれてしまうため、適切な距離を保つことが重要です。
設置位置を口に近づけてマイクのゲイン(感度)を下げることで、必要のない音を拾う可能性を減らそう!
ノイズキャンセル機能だけじゃない!指向性マイクの効果的な使い方
指向性マイクは、周囲の雑音を抑え、特定の方向からの音をクリアに拾うための重要なツールです。
多くの人がノイズキャンセル機能に頼りますが、指向性マイクを活用すれば、ノイズキャンセルだけでは対処しきれない細かな環境音を抑えられます。
指向性マイクには、カーディオイドやスーパーカーディオイド、ショットガンマイクなどがあり、それぞれの用途やシチュエーションに応じた選び方が大切です。
ここでは、カーディオイドマイクとスーパーカーディオイド・ショットガンマイクの効果的な使い方を紹介するよ!
カーディオイドマイクで周囲の音をカットする方法
単一指向性(カーディオイド)マイクは、周囲の雑音を抑えながら前方の音を優先的に拾う設計になっています。
前方に対して感度が高く、背後の音はほとんど拾いません。
そのため、周囲の雑音が多い環境でも、正面からの音声をクリアに録音できるのが特徴です。
たとえば、室内の雑音を抑えるのに適しているため、Web会議やポッドキャストなどで、マイクを話し手の正面にセットすれば、背後や周囲からの雑音を最小限に抑えられます。
- 話し手の正面にマイクを配置する
- マイクと話し手の距離を近く保つ
- 背後や側面の雑音源を避けるように設置
周囲の人の話し声やエアコンの音などとは違う方向にマイクをセットして声を録音すると、効果的にノイズを減らせるよ!
スーパーカーディオイドやショットガンマイクの活用シーン
スーパーカーディオイドマイクやショットガンマイクは、カーディオイドマイクよりもさらに狭い範囲の音を拾う性能があり、遠くの音を捉えつつ、周囲のノイズを抑えるのに適しています。
スーパーカーディオイドマイクは、主に正面からの音を集中的に拾い、少しだけ背面の音も拾う特性があります。
ショットガンマイクはさらに長距離での収音に優れており、特定の方向からの音を極めて強く捉える一方で、側面や背面の音を極力カットします。
これらのマイクは、映画撮影やライブ収録、インタビューなどで活躍します。
特に、背景の雑音が多い環境でも話し手の声をクリアに録音したい場合に有効です。
また、風や街の騒音、自然環境の音を抑えつつ、話し手や特定の音源に焦点を当てたいときに適しています。
自宅で使うマイクの場合は、単一指向性でOK!それでもノイズが気になる場合は、コンデンサーマイクではなくダイナミックマイクを使ってね!
- 距離がある音源を拾いたい場合に使用
- マイクを音源に正確に向ける
- 屋外や雑音が多い環境での録音に適している
環境音を最小限にするためのセッティングと工夫
環境音を抑えるためには、単一指向性やスーパーカーディオイドのマイクを使用することが最も効果的です。
正面の音をしっかり拾い、周囲の音を遮断する設計になっています。
また、マイクを口元にできるだけ近づけることも大切で、声の入力音が大きくなれば相対的にノイズが小さくなります。
感度を下げれば、背景音をほとんど拾わない状態も作れます。
エアコンなどの一定音が気になる場合は、ローカットフィルターを使ってノイズを軽減することができるため、イコライザーやノイズ除去のエフェクターも検討してね!
マイクの位置や距離が音質に与える影響
マイクの位置や距離は音質に大きく影響します。
口元に近すぎると音割れや低音が強調されすぎることがあり、逆に遠すぎると音が小さくなり、背景音も拾いやすくなります。
理想的な距離は、10〜15センチ程度で、マイクの高さや角度も口元に合わせることが重要です。
マイクが口元の正しい位置に来ていれば、音声がよりクリアに録音され、周囲のノイズは小さく感じられるはずです。
ほとんどの場合、マイクが口から遠いので近づければいいだけ!そこまで難しくないよ!
周囲の音を防ぐためにできる室内環境の改善策
室内環境を整えることも音質向上には不可欠です。
吸音材や厚手のカーテンを設置することで、部屋の反響音を減らせます。
また、リフレクションフィルターを使用することで、余計な音の反射を防ぎ、クリアな録音が可能になります。
ちょっとした工夫で一気に音質が良くなることもあるから、試してみてね!
会議や配信で使える!おすすめのノイズ対策マイク3選【価格別】
ここでは、会議や配信で役立つ、周囲の雑音を抑えた音質が得られるマイクを価格別に紹介します。
選んだ基準は以下の2つ!
- 環境ノイズが乗りにくいダイナミックマイク
- 拡張性と手軽を兼ね備えたUSBとXLR接続両対応
失敗しない、後悔しにくい、音質が良いマイクを選びました!
【オーディオテクニカ ATR2100x-USB】手軽に雑音を除去できる、日本では使う人が少ない名機【1万円未満】
タイプ | ダイナミックマイク |
---|---|
指向性 | 単一指向性 |
サンプリングレート | 44.1kHz / 16bit |
周波数範囲 | 50Hz~15kHz |
重さ | 268g |
大きさ | 長さ 183mm |
接続方法 | USB-C, XLR |
ATR2100x-USBは、手軽に使えるダイナミックマイクで、USBとXLRの両対応が特徴です。
単一指向性により、正面の音をしっかり拾い、周囲の雑音を遮断します。
特に、配信やテレワークでクリアな音声を届けるのに最適で、初心者でも簡単に扱えます。
・「オーディオテクニカ ATR2100x-USBを実際に使った人のレビュー」
【Samson Q9U】内蔵DSPのローカット&ミッドブーストで会話が聞き取りやすくなる【3万円未満】
タイプ | ダイナミックマイク |
---|---|
指向性 | 単一指向性 |
サンプリングレート | 96kHz / 24bit |
周波数範囲 | 50Hz~18kHz |
重さ | 862g |
大きさ | 長さ 200mm |
接続方法 | USB, XLR |
Samson Q9Uは、会議や配信において非常に優れたダイナミックマイクです。
内蔵されたDSPにより、ローカット機能やミッドブーストが使用可能で、声をクリアに伝えつつ、周囲のノイズを抑えることができます。
USB接続で手軽に使用でき、初心者からプロまで幅広く支持されています。
・「Samson Q9Uを実際に使った人のレビュー」
※なぜか日本ではこういう良い商品が使われない傾向があって、レビューも海外のものを翻訳しています↓
【SHURE MV7+】専用アプリでEQやコンプレッサーなどエフェクトが豊富【5万円未満】
タイプ | ダイナミックマイク |
---|---|
指向性 | 単一指向性 |
サンプリングレート | 48kHz / 24bit |
周波数範囲 | 50Hz~16kHz |
重さ | 550g |
大きさ | 長さ 164mm |
接続方法 | USB, XLR |
SHURE MV7+は、専用アプリでEQやコンプレッサーなどの豊富なエフェクトを設定できる、配信や会議に最適なマイクです。
USB接続でPCやスマホに直接接続できるだけでなく、XLR接続による本格的な音響機器との連携も可能です。
特に、ノイズが気になる環境でも高いパフォーマンスを発揮します。
・「SHURE MV7+を実際に使った人のレビュー」
まとめ:マイク選びとセッティングで周囲の雑音をシャットアウト!
周囲の環境音をマイクが拾ってしまう原因を理解した上で、適切なマイク選びや設置の工夫を行うことが、ノイズを最小限に抑えるための鍵です。
マイクの種類や指向性、感度の調整が重要であり、さらに環境を整えることで、よりクリアな音声を得ることができます。
以上のポイントを押さえて、今後の録音や配信に役立ててください!