【ハイブリッド会議対応】Zoom会議で使えるオーディオインターフェース|オンライン参加側と会場側の違いを解説

小とり

Zoom会議でオーディオインターフェースって必要?

大とり

会場側では必要ですが、オンライン参加側には不要だよ!

この記事では、Zoom会議でオーディオインターフェースが必要かどうかを迷っている方へ、ハイブリッドでの会場側とオンライン側の違いについて詳しく解説します。

結論としては会場側には必要、オンライン側には不要です!

この記事でわかる事

① Zoom会議でオーディオインターフェースが必要な場面
② ハウリングを防ぐためのマイクとスピーカーの配置
③ オンライン参加側におすすめのUSBマイク

〇本文の要約
Zoom会議のハイブリッド形式では、会場側とオンライン側で必要な機材が異なります。

会場側では複数のマイクをまとめて音声を送るために、オーディオインターフェースが必要です。

一方で、オンライン参加者はオーディオインターフェースを使わず、USBマイクのみで十分対応できます。

特に会場側では、ハウリングを防ぐためにマイクやスピーカーの設置にも注意が必要です。

それでは、Zoom会議に使うオーディオインターフェースについて、詳しく解説します!

もくじは右下にもあるよ

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ハイブリッドZoom会議の会場側に必要なオーディオインターフェースとは?

大とり

会場側とオンライン参加側で準備するものが違うよ!

ここでは、Zoomでのハイブリッド会議における、会場側の設備に必要なオーディオインターフェースを詳しく説明します。

会場側とオンライン参加側で、必要な機材が大きく違うため注意してください。

また、会場側でハウリングが起こらないように、スピーカーとマイクの設置についても解説します。

ビジネス用途でコスパ最強の会場側おすすめオーディオインターフェースも紹介するので、参考にしてください!


ハイブリッドZoom会議とは

小とり

複数人での会議にオンラインで参加する人が加わるのがハイブリッドだ

会場側と、オンラインで参加する側をZoomで接続して会議をする方法を「ハイブリッド会議」と呼びます。

イメージとしては、AbemaTVでひろゆきさんがフランスからオンラインで接続して、スタジオの人と話をしている風景。

あれがハイブリッド会議です!


会場側とオンライン参加側で必要な設備が違う

大とり

会場にはオーディオインターフェースが必要だけど、オンライン参加側はいらないよ!

会場側は、複数人のマイクからの音声をオーディオインターフェースでまとめて、USB経由でPCに入力してZoomに声を送ります。

オーディオインターフェースにはUSB以外にもLINE出力が搭載されていて、そこからスピーカーに接続することで、会場にいる人にも声が届きます。

オンライン参加側も同じようにPCにマイクで声を入力して、Zoomに認識させます。

ただし、音声は1つなのでオーディオインターフェースは必要では無く、USBマイクのような簡単な機材でも問題ありません。

最近では、USBマイクの性能が良くなっており、ノイズも少なく、高音質で声を届けられます。

ハイブリッド会議では、会場側とオンライン参加側で、必要な設備が違うことに注意してください。


会場側はスピーカーの音をマイクが拾わない状態を作る

小とり

ピーってうるさいやつが鳴らないようにしような

大きな会場の場合、スピーカーから大音量で全員に聞こえるように声を届ける必要があります。

この時、スピーカーから発生した声をマイクが拾ってしまうと、再度スピーカーから音が発生し、それをまたマイクが拾って…というループが発生します。

これをハウリングと呼びます。

ハウリングはループするごとに音量が増すため、「ピー!」という大音量になってしまい、会議を進められなくなります。

ハウリングを防ぐためには、マイクの集音範囲に注意しなければいけません。

具体的には、単一指向性のダイナミックマイクを使います。

単一指向性はマイクの前方からの音だけを集音するという意味です。

また、ダイナミックマイクは、コンデンサーマイクよりも集音距離が短いため、ノイズの管理がしやすいです。バンドのライブなどで使われるマイクです。

スピーカーの音がマイクに向かって鳴らないように設置して、適切な音量で設定すればハウリングは起こりません。

※小さなスタジオで撮影する番組では、全員分の無線イヤホンを用意したり、肉声で全員に声が届くため、ハウリングは発生しにくいです


Zoom会議の会場側おすすめのオーディオインターフェース

大とり

会議するくらいなら安くて丈夫なら何でも良いよ!

会場側で使うオーディオインターフェースを選ぶ基準は以下の3つです。

  • 発話者の人数分のXLR端子を搭載している
  • 安心できる有名メーカー製品
  • 余分な機能が無い

最近のオーディオインターフェースは、配信向けに作られていることが多く、余分な機能が多くついています。

必要な機能は後から外部機器で付け足せるため、無駄なコストを省くためにも、最低限の機能を搭載したオーディオインターフェースを選ぶことをおすすめします。

▼会場側のおすすめ機種▼

ZOOM AMS-44

ZOOM AMS-44

最低限の機能はすべてそろっていて、日本の老舗音響メーカー製で、とにかく安い

メーカー名がZOOMですが、会議アプリのZoomとは関係ありません。

AMS-44は4人まで対応可能で、AMS-24が2人、AMS-22が1人用です。

さらに人数が多くなる場合は、オーディオインターフェースの前にミキサーを使えばいくらでも追加できます。

ビジネス用途で使うならこの製品がコスパ最強です!


Zoom会議会場側おすすめのダイナミックマイク

小とり

SM58で文句言う人がいたらお手上げだな

ダイナミックマイクは、有線とワイヤレスがあります。

有線のダイナミックマイクなら、超定番マイクのSHURE SM58を用意すれば誰にも文句は言えません。

無線の場合はAudio-Technica システム10シリーズが有名です。

ワイヤレスマイクは、スピーカーとの位置関係が変動するため、ハウリングの発生に気をつけましょう。


ハイブリッド会議のオンライン参加にはオーディオインターフェースが不要な理由

大とり

オンライン参加側はオーディオインターフェースいらないよ!

Zoomのハイブリッド会議にオンラインで参加する側は、USBマイクが1本あれば十分です。

オーディオインターフェースは必要ありません。

USBマイクには、無駄な機能が排除されたシンプルなオーディオインターフェースが内蔵されています。

オーディオインターフェースで声の音質が良くなることもありませんし、高額なマイクを使わなければいけない会議もほとんどありません。

ここでは、オーディオインターフェースが不要な理由を詳しく解説していきます。


オーディオインターフェースの役割とは

小とり

複合機としての意味が強くてわかりづらくなったな

オーディオインターフェースの役割は、マイクのアナログ音声をパソコンが認識できるデジタル音声に変換することです。

マイクの音量を上げる「マイクプリアンプ」の役割や、複数の音を1つにまとめる「ミキサー」の役割も搭載されている、複合機型が一般的です。

自宅からオンラインでZoom会議に参加する場合、ミキサーの機能は不要です。

配信用の機能として、リバーブなどを使える機種もありますが、会議で使うことはないためそれも省きましょう。

そうなると、ゲインだけついていれば良いことになるのですが、だったらオーディオインターフェース要らないよねっていう結論になっていきます。


自宅でオーディオインターフェースが必要な環境とは

大とり

自宅で音楽制作をするなら必要かな!

自宅にオーディオインターフェースが必要な状況は、以下の3つです。

  • 高額なマイクが使いたい
  • マイクを2つ以上使う
  • 楽器の音を入力したい

基本的にどれもZoom会議には当てはまりません。

また、「オーディオインターフェースを使うと音質が良くなる」という情報をよく見かけますが、音質は良くなりません。

音質の良し悪しを決めるのはマイクで、それ以外の機材は音質を劣化させないことが重要です。

つまり、できるだけ機材を使わない方が音質は良くなります。


Zoom会議ではどんなマイクを使うべき?

小とり

USBマイクの音質がよくなってるぞ

オンラインでZoom会議に参加する場合、どんなマイクが適しているというと、

  • 環境音やノイズを拾いにくい
  • 最低限の音質を届けられる
  • トラブルが発生しにくく安定している

この3つを満たしていればOKです。

どれもオーディオインターフェースで解決できることではありません。

USBマイクがあれば、十分クリアできる条件です。


Zoom会議に使いやすいマイク|USBダイナミックマイクが最適!

大とり

USBダイナミックマイクなら環境ノイズもカットできて会議におすすめ!

Zoom会議にオンライン参加するためのマイクは、以下の2つの条件に合ったものを選んでください。

  • USBマイク
  • ダイナミックマイク

USBダイナミックマイクが、Zoom会議に適している理由を詳しく解説します!


Zoom会議にはUSBマイクが使いやすい3つの理由

Zoom会議にUSBマイクをおすすめする理由は以下の3つです。

  • PCにUSB接続するだけで使えて簡単
  • 余計な機能が無いから使いやすい
  • PC用に設計されているから調整不要

オーディオインターフェースは、音楽制作やその他の音響を視野に入れているため、PC用に細かな調整が必要な場合があります。

しかし、USBマイクはPC用に作られているため、接続するだけですぐに使えて楽です。

音響の知識がない初心者でも簡単に設定できます。

Zoom会議にはUSBマイクがおすすめです!


会議用に使うならダイナミックマイクが最適

小とり

コンデンサーマイクは会話するのには向かないことが多いな

ダイナミックマイクは収音範囲が狭く、環境音やエアコンのノイズなどを拾いにくいです。

声だけを入力するのに適した特性を持っています。

コンデンサーマイクは、集音範囲も周波数レンジも広く、遠くの小さな音でもしっかり拾います。

わかりやすく言えば、耳で聞こえるものは全て相手に聞こえます。

聞き手からすると、会議に余計な音が入るのはとても邪魔です。

Zoom会議に使うならダイナミックマイクがおすすめで、USB接続ダイナミックマイクが最適です!


Zoom会議におすすめのUSBダイナミックマイク

オンラインでZoom会議に参加する側のマイクとして、ひとつだけおすすめを上げるとすればSHURE MV7+です。

USBマイクの中でも最高音質、さらに専用アプリで音質調整までしてくれる高機能です。

USBマイクとしては高額ですが、これ1本あれば他にいろいろ考える必要はなく、すべてが揃います。

予算が許すならコレ1択です!

●MV7+を実際に使った人のレビュー

他にも安価な製品や、機能方なUSBダイナミックマイクをまとめた記事もあるので、良かったら参考にしてください!

▼おすすめダイナミックマイク▼

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まとめ

会議のセッティング頑張ってね!

Zoom会議でオーディオインターフェースを使うか迷っている場合は、会場側とオンライン参加側で必要な機材が異なることを理解することが大切です。

会場ではオーディオインターフェースが必要ですが、オンラインではUSBマイクで十分対応可能です。

無駄な機材にコストをかけず、必要な機能に絞って準備を進めることが、円滑な会議を実現するためのポイントです。

自分の会議スタイルに合った機材を選び、安心して進行できるように準備を整えましょう!

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もくじは右下にもあるよ