OBSstudioで配信や録画をするときに、必ずと言っていいほどぶつかる問題と、その解決方法についてお伝えしていきます。
※もしマイク入力や映像の入力ができていない場合はこちらで解決してください→OBS studioでゲーム実況！カクカクも音割れもさよなら
※MonsterX U3.0Rの基本設定はこちら→MonsterX U3.0Rの基本的な使い方と問題解決
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はじめて録画した時に発生するよくある問題と解決方法
それぞれの問題に対する解決方法を簡単に説明していきます。
※ここに無い問題が発生している場合はOBSの使い方まとめを見ていただくか、お問い合わせからご連絡ください。
①録画した動画が再生できない
これが一番萎えますねｗやっと録画できて、実況をやってみたのに、再生することができない…。とくにwindowsでOBSを使っている方はこうなるでしょう。
OBSは動画のフォーマットがflvという形式です。これはwindows media playerでは再生することができません。mp4が一般的ですので録画フォーマットをmp4に変更しましょう。
コントロール欄の「設定」→「出力」タブ→録画フォーマット、こちらを確認してください。デフォルトでは「flv」になっていますが、このフォーマットはwindowsメディアプレイヤーでも再生できませんし、動画編集ソフトでも使えないことが多い不便なフォーマットです。ここを「mp4」に変えて、もう一度録画してみましょう。再生できるようになっているはずです。
flvファイルをmp4に変更するツールもあるはずなので、録画してしまった動画ファイルは「flv to mp4」などで検索してコンバーターを利用してmp4に変換しましょう。ツールのダウンロードは自己責任でお願いいたします。
②録画が途中で止まっている
自宅の引き出しに転がっていたSDカードなどで録画しようとするとこの現象にぶち当たるでしょう。これは容量が32GB以下の記録媒体（USBメモリやSDカード）を使うと１ファイルあたり４GBまでしか録画できないことが原因です。
記録媒体のフォーマット形式が原因で４GBまでしか録画できない仕様なので、フォーマット形式を変えたいのですが、32GB以下だと変更することができません。画質の良い状態で録画をしているとすぐ止まってしまいますので、外付けHDDや内臓HDDなど大きな容量のものを用意して録画しましょう。
詳細はこちらを参照してください→キャプチャーボードで録画が途中で止まる時に確認すべきこと
③カクカクで見れたものじゃない
カクカクの主な原因は「PCの性能と画質が合っていない」ことです。PCの性能以上の画質で録画しているので、書き込みが間に合っておらず、カクカクしてしまうということですね。画質の設定はコントロール欄の「設定」→「出力」→「映像ビットレート」の数字です。ここをyoutubeの規定に合わせて下げていきましょう。
YouTubeの最高画質の推奨値に合わせて設定し、少しずつ下げていき、カクカクしないギリギリのラインを探ります。カクカクしなくなったらそこがあなたのPCのスペックギリギリの画質です。詳しくは以下の記事をご覧いただき、画質設定をしてから録画に挑みましょう！
ビットレート設定の詳しい解説はこちらを参照してください→OBSの画質をPCの性能ギリギリまで上げる方法
アップロードする動画のyoutubeの規定はこちら→アップロードする動画の推奨エンコード設定[YouTube]
④声（音声）が割れている、聞き取りづらい
音が割れてしまうのは入力している音量が大きすぎる場合です。…でも小さい声の時に何言ってるかわからなくなるから、大きめに設定しないといけません。この２つの矛盾に対応しつつマイクの音質を設定していきます。OBSstudioを使っていれば難しくはありませんが少し長くなりますので別記事でじっくり解説していきます。
対処方法は以下２つの記事にまとめてあります。どちらも簡単に設定できますので参考にしてください。
OBSの音声フィルタの使い方、音質を最高レベルに引き上げよう！
⑤ゲーム音と声のバランスが悪い
ゲーム音が大きすぎて声が聞こえない、もしくはゲーム音が小さすぎるという問題です。録画した動画を参考にしながら少しずつ調整するのは、はっきり言って無理です。なので音声モニタリング機能を使いましょう。
OBSに録画（配信）される音声を聞きながら調整ができる機能です。
簡単ですが準備が詳しくはこちらにまとめましたので参考にしてください→OBSの音声設定は色々やる前に正しくモニタリング設定をしよう
まとめ
はじめに起こる問題はこれくらいだと思います。上記５つの問題を解決すれば、あとはサクサクと動画を撮っていくだけで楽しめます＾＾とにもかくにも、ひとまず録画ができたことを喜んで、少しずつ慣れていきましょう！
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました！
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