かっこいいマイク見つけたからこれでいい?
用途や声質に合わせて選ばないと失敗しちゃうから、一緒に選ぼうか!
マイク選びで失敗しないコツは、マイクの種類や仕様などの基本知識を学んで購入することです!
結論としては、ゲーム実況用のマイクならダイナミックマイクがおすすめです。トークだけならUSBマイクで十分!
「歌ってみた」をやるならオーディオインターフェースを使って、コンデンサーマイクを用意しましょう。ゲームや雑談をする予定ならダイナミックマイクも1本用意しておくと便利です。
まずは基本知識から、マイクの選び方を学んでいきましょう!
ゲーム実況用のマイク購入前に必ず知っておきたいこと
なんとなくカッコイイという理由でマイクを購入すると高確率で失敗します!
とても面倒だとは思いますが、マイクは基本的な知識を学んで購入するのがおすすめ。
以下の6つの手順で選んでみてね!
- 用途に適したマイクの接続パターンを知る
- マイクの基本的な仕様の違いを理解する
- USBマイクとオーディオインターフェースの違いを理解する
- ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いを理解する
- 音響の老舗メーカーや日本のメーカーを覚えておく
- 欲しいマイクカテゴリーの名機を覚えておく
- YouTubeでもいいので実際の音を聴き比べる
ざっと読むだけでも失敗率が激減するはずです。それぞれの手順を詳しく説明します!
あなたの用途に適したマイクの接続パターンを知る
ゲーム実況&雑談、「歌ってみた」、楽曲制作など、用途によって適したマイクの接続パターンがあります。
- トークだけ
- 歌も歌う
- 楽器も演奏する
あなたの配信活動に合わせた接続パターンを選ぶことが最初の1歩だ!
最適なパターンの選び方は以下の記事で説明しているので、参考にしてください▼
マイクの種類や基本的な仕様の違いを理解する
確認すべきマイクの種類や仕様は以下です▼
- 種類(ダイナミック・コンデンサーなど)
- 形状
- 指向性
- 周波数特性
- 最大入力音圧レベル(SPL)
- 機能(ミュートなど)
ざっくりとでも理解しておくと、あなたの声質に合ったマイクを選べるよ!
「キーボードやマウスの操作音を消したい!」と思っても、コンデンサーマイクでは難しいです。せっかく良いマイクを買っても、ノイズ抑制をかけすぎて声の質まで落ちてしまうなんて事態にもなります。仕様を理解しておけば、このようなトラブルを防げます。
それぞれの使用を詳しく説明した記事はこちら▼
USBマイクとオーディオインターフェースの違いを理解する
ゲーム実況はオーディオインターフェース不要な場合が多いぞ!
「ゲーム実況をするためにはオーディオインターフェースが必要だ!」という考え方は、数年前までのお話。
しかし、「歌ってみた」などの本格的な音楽活動をするなら、高品質なコンデンサーマイクが欲しくなります。高品質なマイクはUSBマイクよりもアナログマイクの方が多いため、オーディオインターフェースが必要になります。
コストや使い勝手を考慮しつつ、本当にオーディオインターフェースが必要かを考えると、無駄なコストが省けます。
詳しい違いについては以下の記事を参考にしてください!▼
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いを理解する
ダイナミックマイクは集音範囲が狭く、周辺の雑音をカットしやすいです。また、高音域のリップノイズや歯擦れ音を軽減しやすく、ノイズが発生しにくい性質があります。
コンデンサーマイクは集音範囲が広く、周波数特性も高音を拾いやすいです。「歌ってみた」や楽器の演奏に使う場合は豊かな倍音を録音でき、繊細な表現ができます。しかし、スタジオなど防音された環境でないと、耳に聞こえるすべての雑音を拾うため調整が難しいです。
ゲーム実況にはダイナミックマイクがおすすめだよ!
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いはこちらの記事で詳しく説明しています!▼
音響の老舗メーカーや日本のメーカーを覚えておく
最近、新しくできた中国のメーカーがAmazonや楽天に商品を出品しています。品質的に問題ありませんが、今のところ耐久性については検証できていません。
また、日本は気温や湿度の変化が激しく、海外製のマイクは日本だと壊れやすい傾向があります。日本メーカーは日本で製造していることもあり、日本の気候に強い傾向があります。
具体例としては、同時期にAKGとAudio-Technicaのマイクを購入しましたが、AKGは3年ほどで異音が発生するようになりました。日本のAudio-Technicaのマイクは、出しっぱなしでも音質の劣化すらありません。
マイクだけでなく、機材を日本の音響メーカーで揃えるのは安定していておすすめです。サポートも受けやすいため、トラブルの解決もしやすいです!
メーカー名 | 特徴 |
---|---|
オーディオテクニカ (Audio-Technica) | 高品質なマイクを製造、幅広い価格帯と用途で展開 |
ソニー (Sony) | 放送・録音用のプロフェッショナルマイクを製造、音質と耐久性が評価さ |
ヤマハ (Yamaha) | 楽器やオーディオ機器全般を手がけ、スタジオやライブ用に特化した音響製品を展開 |
トップセラーの名機を覚えておく
昔から売れている名機を覚えておけば大きな失敗をすることはありません!
ここまでお伝えした知識があって、購入すべきマイクの種類を間違っていなければ、最初は名機の購入をおすすめします。
ゲーム実況に使うなら、以下のダイナミックマイクの名機は抑えておこう!
ダイナミックマイク名機一覧
実際の音をYouTubeで聴き比べよう!
欲しいマイクが数本見つかったら、YouTubeで音を聞き比べましょう。できるだけ同じチャンネルの人の音声を聞き比べると、性格に比較できます。
あなたの声質に似ている配信者が使っているマイクをまねるのもアリだよ!
USBマイクの選び方|XLR端子付きUSBダイナミックマイクは失敗しにくい!
USBマイクを選ぶなら、XLR端子付きUSBダイナミックマイクがおすすめだぞ!
XLR端子付きなら、後からオーディオインターフェースを導入しても同じマイクを使い続けられます。音質の良い製品が多い点も魅力です。
USBマイクで最強と言えばSHURE MV7+です!
自動音量調整、コンプレッサー、EQやノイズ抑制、アプリで何でもできちゃう優れものです。これ1台あれば、音響機材は他に何もいりません!
安く済ませたいなら、Audio-TechnicaのATR2100です!
Audio-Technicaから、XLR端子付きのUSBダイナミックマイクが出てるのに、なぜ有名になっていないのか不思議です。安価なので、テレワークやWEB会議用としても適しています。
もっと詳しくUSBマイクの選び方が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください!▼
おすすめのUSBダイナミックマイクをまとめた記事もあります!▼
アナログマイクの選び方|基本知識を理解していれば問題なし!
オーディオインターフェースで使うアナログマイクの選び方は、ここまでに紹介した基本知識を理解していれば問題ないはずです!
詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください▼
また、アナログマイクを使うにはオーディオインターフェースも用意する必要があります。
1万円以内でも十分に使えます。おすすめはこれ▼
他にも高性能で1万円以下のオーディオインターフェースをまとめた記事があるので、良かったら参考にしてください▼
マイクの選び方に関するよくある質問
マイクの選び方に関するよくある質問と、その回答をまとめたよ!
- マイクはどこで買えばいい?どこが安い?
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サウンドハウスを軸に、Amazon、楽天などを比較して安いところから購入しましょう。
電気屋さんの大型店舗の音響コーナーにもたくさん置いてあります。秋葉原のヨドバシカメラは最高です! - 高音質なマイクってどんなマイク?
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価格と音質は比例します!ただし、用途に合っているものを選ばないと性能を発揮できません。基本知識を学んで、用途に合ったものの中から、声質に合うマイクを選んでください。
- コスパの良いマイクを教えて!
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コスパだけを考えると1~3万円のマイクがおすすめです。高額になれば音質も良くなりますが、だれにでも違いが分かるほどではありません。上であげた名機から選んでください!
- ポップガードは必要?
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ダイナミックマイクを使うなら不要です。どうしてもリップノイズやポップノイズが気になる場合だけ後から追加しましょう。基本的には風防だけで十分です。
- USBマイクをオーディオインターフェースで使える?併用できる?
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XLR端子が付いていれば使えます!USBマイクを購入する時はXLR端子付きの製品をお勧めします。
- USBマイクをXLR端子に変換できる?アナログに変換できる?
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できません。音質劣化につながるため、そのような商品が無いのが現状です。
まとめ
ゲーム実況や配信は、音質がリスナーに与える影響が大きいため、自分に合ったマイクを選ぶことが重要です。
迷ったらまずは基本的な知識を学び、用途に合ったマイクを選びましょう!
高額な製品や有名なブランドにこだわりすぎる必要はありません。自分の声質や配信スタイルに最適なマイクを見つけて、配信をさらに楽しいものにしてください!
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