USBマイクとオーディオインターフェースの違いがスッキリわかる!【初心者向けガイド】
USBマイクとオーディオインターフェース、どちらを選べばいい?
用途によって最適な選択が変わります!
これからライブ配信や音楽制作、オンライン会議を始めたい方にとって、USBマイクやオーディオインターフェースの選び方は非常に重要です。
この記事では、USBマイクとオーディオインターフェースの違いと、それぞれの特徴について詳しく解説します。
結論としては、手軽さを求めるならUSBマイク、音質重視ならオーディオインターフェースです!
基本的にUSBマイクをオーディオインターフェースに接続して使うことはできません。※USBマイクにはオーディオインターフェースが内蔵されています!
- USBマイクは手軽で安価
- オーディオインターフェースは拡張性と音質重視
- USBの品質が上がってきてる!
- あなたに合ったマイクの選び方
- 今USBマイクを買うなら断然XLR付きダイナミックだ
USBマイクは、簡単に高音質な録音ができる一方、オーディオインターフェースはプロフェッショナルな音質と拡張性が魅力です。
用途や将来のニーズに応じて最適な機材を選びましょう!
それでは、USBマイクとオーディオインターフェースの選び方について詳しく説明します。
USBマイク vs オーディオインターフェース|手軽さと音質で選ぶそれぞれの魅力
ここでは、USBマイクとオーディオインターフェース、それぞれの魅力をご紹介します。
項目 | USBマイク | オーディオインターフェース |
---|---|---|
接続方法 | USBでPCに直接接続 | マイクをXLRケーブルでインターフェースに接続し、USBでPCに接続 |
使いやすさ | プラグ&プレイで簡単 | 設定が必要でやや複雑 |
音質 | 最近は高品質なったがプロ仕様には及ばない | 機材によってプロフェッショナルな音質を実現可能 |
価格 | 比較的安価 | マイクとインターフェース両方を購入するため高価 |
拡張性 | 低い | 複数のマイクや楽器を接続可能 |
初心者向け | 初心者に最適 | ある程度の知識が必要 |
手軽さと高音質を両立させるUSBマイクは、初心者に最適。
一方、プロ品質の音楽制作や配信には、柔軟で高性能なオーディオインターフェースが欠かせません。
あなたに合った機材を選べるように、それぞれの機材に関する基本知識を学んでおきましょう。
USBマイクとは?|初心者でも簡単に高音質録音できるのが魅力
USBマイクとは、パソコンに直接USBケーブルで接続できるマイクのことです。
音声をデジタル信号に変換するオーディオインターフェース機能が内蔵されています。そのため、追加の機器や複雑な設定が不要で、接続するだけですぐに使えるのが特徴です。
特に、初心者や手軽に録音や配信を始めたい人に適しており、最近では音質も向上しているため、多くの用途で利用されています。
次に、具体的なシチュエーションごとにUSBマイクがどのように役立つかを見ていきましょう!
おすすめ用途①:ゲーム実況・配信
初めての配信で何を揃えたら良いか迷っている場合、コスパが良くて、設置も簡単なUSBマイクがおすすすめ。
高品質な音声を手軽に配信できるため、誰でも良い音で配信できます。視聴者が増え、コメントで「音声が聞きやすい」といったフィードバックをもらえるかもしれません。
おすすめ用途②:オンライン会議
オンライン会議で使うなら、USBマイクで十分です。
パソコン内蔵マイクやカメラマイクでは音質に限界があります。録画をする場合もあるため、最低限のマナーとして音質を気にしておきたいです。
「声が聞こえづらい」等言われたことがあるなら、USBマイクに切り替えるだけで改善します。
オーディオインターフェースとは?|プロ品質の音楽制作と配信を支える究極のツール
オーディオインターフェースとは、マイクや楽器などのアナログ音声をデジタル信号に変換し、PCに高音質で取り込むための外部機器です。
マイクや機材次第で、USBマイク以上にクリアな音質が得られます。
また、エフェクトや音量の細かな調整が可能で、複数の音源を同時に録音できるので、プロフェッショナルな音楽制作や配信に最適です。
設定には多少の知識が必要ですが、柔軟な音声環境を構築できます。
次に、具体的なシチュエーションごとにオーディオインターフェースがどのように役立つかを見ていきましょう!
おすすめ用途①:自宅で本格的なレコーディング環境
自宅で本格的なレコーディング環境を整えたいなら、オーディオインターフェースは欠かせません。
自宅でデモを録音をしたり、作曲をする場合、オーディオインターフェースに高品質なマイクを使えば、複数の楽器やボーカルを高音質で録音できます。
ギターとボーカルを同時に2つ以上のマイクで録音し、それぞれの音をトラック分けして後で編集することも可能です。
おすすめ用途②:ライブ配信
ライブ配信で視聴者に最高の音を届けたいなら、オーディオインターフェースが役立ちます。
ゲーム実況や音楽パフォーマンスのライブ配信を行う場合、視聴者にクリアで力強い音声を届けることが大切です。
オーディオインターフェースを使えば、複数の音源(例えば、マイクと楽器の音)を同時に取り込み、バランスよくミックスして配信できます。
リアルタイムでエフェクトをかけることも可能なので、配信内容に応じた音作りができ、視聴者をさらに引き込めます。
USBマイクとオーディオインターフェースの違いを徹底比較|あなたに向いているのはどっち?
USBマイク向き | オーディオインターフェース向き |
---|---|
初心者: 手軽に始めたい、設定が簡単なものを求める人 | プロフェッショナル: 高音質を追求し、音楽制作や配信を行う人 |
コストを抑えたい人: 追加機器なしで低価格で始めたい人 | 音声の細かな調整が必要な人: エフェクトや音量調整をしたい人 |
持ち運びが必要な人: 外出先でも簡単に使用したい人 | 複数の音源を扱う人: 複数のマイクや楽器を接続する必要がある人 |
USBマイクに向いている人は…
複雑な設定や追加機器が不要なため、簡単に接続してすぐに録音や配信を始められます。
ポッドキャストやYouTube動画の制作を考えている人にもおすすめです。
オーディオインターフェースに向いている人は…
高音質での録音が求められる場合や、複数の音源を同時に扱いたい場合に最適です。
音声の細かな調整が必要な場合も、オーディオインターフェースが活躍します。
USBマイクのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
手軽に使える: USB接続で簡単に使用開始 | 音質に限界がある: プロ仕様にはやや劣る |
追加機器が不要: オーディオインターフェースが内蔵 | 拡張性が低い: 複数の機器や音源を扱えない |
初心者向け: 複雑な設定が不要 | 柔軟性が少ない: 音声の細かな調整が難しい |
コストが抑えられる: 比較的安価 | 使用用途が限られる: 高度な音声処理には不向き |
USBマイクは、手軽さとコストパフォーマンスに優れており、初心者や手軽に録音や配信を始めたい人に最適です。
USBで直接PCに接続でき、追加機器が不要な点がメリットです。
しかし、音質や柔軟性に限界があり、プロフェッショナルな用途には不向きです。
また、複数の音源を扱う際の拡張性も低く、音声の細かな調整が難しいことがデメリットです。
オーディオインターフェースのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
高音質: プロフェッショナルな音質を実現 | 設定が複雑: 専門的な知識が必要 |
拡張性が高い: 複数のマイクや楽器を接続可能 | コストが高い: マイクやケーブルの購入が必要 |
柔軟な音声調整: エフェクトや音量の調整が可能 | ポータビリティに劣る: 持ち運びが不便 |
ノイズ軽減: 電磁波ノイズが入りにくい | 初心者向けではない: 初心者には難しいかも |
オーディオインターフェースは、プロフェッショナルな音質を実現し、複数のマイクや楽器を接続できる高い拡張性が魅力です。
さらに、エフェクトや音量の細かな調整が可能で、ノイズ軽減にも優れています。
しかし、設定が複雑で専門知識が必要な点や、機器のコストが高く、持ち運びが不便な点がデメリット。
初心者には少しハードルが高いですが、柔軟な音声環境を求める方には最適です。
USBマイクはオーディオインターフェースに接続できない!|適切な使い方と代替案を紹介
USBマイクはデジタル信号を直接パソコンに送るよう設計されているため、アナログ信号を受け取るオーディオインターフェースとは接続できません。
ただし、USBマイクをパソコンに接続し、パソコンからの出力音声をオーディオインターフェース経由接続したり、USBマイクのイヤホン端子からモニタリング機能で出力した音声をオーディオインターフェースに送れば、強引ですが接続できます。
※ノイズが増したり、音質が悪くなるためおすすめしません。
最近では、USBとXLRの両方の端子を搭載したUSBマイクが発売されていて、そのタイプは基本的に品質が良く、当ブログでは初心者の方に最もおすすめしています。
詳しくは次でお話しします!
これからUSBマイクを買う人のためのおすすめの買い方
USBマイクを購入する予定なら、以下のポイントを参考にすると後悔のない選び方ができます。
- USBとXLR両対応のUSBマイクを選ぶ
- ダイナミックマイクを選ぶ
それぞれのポイントを詳しく説明します。
USBとXLR両対応のUSBマイクを選ぶ
USBとXLR両対応のUSBマイクを選ぶと、最初は簡単にUSB接続で使い始め、後からオーディオインターフェースを導入した際にも同じマイクを活用できます。
経験上、オーディオインターフェースを買おうか迷っている人は、後で購入する可能性が高いので、XLR端子のあるUSBマイクがおすすめ。
マイクは10年以上使えるため、長期的に使えるものを選べば失敗しません。
ダイナミックマイクを選ぶ
USBダイナミックマイクなら、プリアンプなしでも高感度で音を入力できるため、シンプルで高品質な録音が可能です。
ダイナミックマイクは生活音や雑音を効果的にカットするため、自宅録音や配信でもクリアな音質を確保できます。
コンデンサーマイクと比較して、周囲の音に対して強い耐性があるため、騒がしい環境でも安定した録音が期待できます。
最近では、USBダイナミックマイクが手頃な価格で手に入るようになってきました。
以前は、SHUREのMV7しか選択肢が無く高額でしたが、より購入しやすくなり、初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーにおすすめできます。
おすすめのUSBダイナミックマイクを3つピックアップしました!
おすすめUSBダイナミックマイクは以下です!
上記製品を選んだ条件は以下の3つです。
- USBとXLR端子両方が搭載
- 信頼できる有名メーカー
- ダイナミックマイク
他にもUSB&XLRダイナミックマイクを見てみたい方はこちらの記事を参考にしてください↓
SHURE MV7+ ポッドキャストマイクロホン
特徴/強み | 詳細説明 |
---|---|
ハイブリッド接続 | USBとXLRの両方に対応 |
音質 | SHUREの伝統を受け継ぐクリアで豊かな音質を実現 |
音声の自動調整機能 | 「Auto Level Mode」機能により、音量を自動調整し、一定の音質を維持 |
タッチコントロールパネル | マイクのゲイン、ヘッドホンボリューム、ミュートなどを簡単に調整できるタッチパネルを搭載 |
SHUREPlus MOTIVアプリ対応 | SHUREPlus MOTIVアプリを使用して、イコライザやコンプレッサーなどが調整可能 |
耐久性 | SHUREの製品らしい頑丈な構造で、長期間の使用にも耐えられる設計 |
リアルタイムモニタリング | ヘッドホンアウトを備え、録音中に自分の声をリアルタイムでモニタリング可能 |
指向性 | 単一指向性(カーディオイド)の設計により、不要な周囲のノイズを減少 |
携帯性 | コンパクトなデザインで、持ち運びが容易 |
注意点 | 旧型のMV7や、USB接続ができないMV7Xと間違えやすいので注意 |
\ SHUREなら後悔しない!/
Audio-Technica AT2005USB
特徴/強み | 詳細説明 |
---|---|
ハイブリッド接続 | USBとXLRの両方に対応 |
音質 | クリアでナチュラルな音質 |
耐久性 | オールメタルボディで、頑丈な構造を持ち、長期間の使用にも耐える設計 |
携帯性 | コンパクトで軽量なデザインで、持ち運びが容易 |
リアルタイムモニタリング | ヘッドホンジャックを搭載し、録音中に自分の音声をリアルタイムでモニタリング可能 |
簡単な操作性 | USB接続で即座に使用可能、ドライバのインストール不要。 |
ノイズを抑える設計 | カーディオイド指向性により、周囲の不要なノイズを抑制 |
幅広い周波数特性 | 50Hz〜15kHzの周波数特性により、低音から高音までバランス良く音声を収音 |
付属アクセサリー | スタンド、クリップ、USBケーブル、XLRケーブルが付属 |
※付属するXLRケーブルは、単体で約3000円するためお得です!
\ なぜか日本で売られていない国産メーカー品/
RODE Microphones ポッドマイクUSB
特徴/強み | 詳細説明 |
---|---|
デュアル接続対応 | USBとXLRの両方に対応 |
音質 | 高性能なダイナミックカプセルを採用し、クリアで温かみのある音質を実現 |
内蔵DSPエフェクト | 内蔵のデジタルシグナルプロセッサー(DSP)により、コンプレッション、ノイズゲート、ハイパスフィルターなどのエフェクトを使用可能 |
優れたノイズリジェクション | 単一指向性のカーディオイドパターンにより、周囲の不要なノイズを効果的に抑制 |
耐久性 | メタルボディで非常に頑丈な構造を持ち、長期間の使用にも耐える設計 |
内部ポップフィルター | ポップノイズを抑えるフィルターが内蔵されており、滑らかでクリアな録音が可能 |
ゼロレイテンシーモニタリング | ヘッドホン出力を備え、録音中に遅延なく自分の声をモニタリング可能 |
シームレスな操作性 | 特別なソフトウェアやドライバが不要、USB接続ですぐに使用可能 |
豊富なアクセサリー互換性 | RODEの製品ラインナップにあるさまざまなアクセサリーと互換性あり |
注意点 | USB表記のあるものを購入してください。XLRのみのタイプもあるのでご注意 |
\RODEならイケボが作れる!/
まとめ
USBマイクとオーディオインターフェースの違いとそれぞれの魅力を解説しました。
USBマイクは手軽さとコストパフォーマンスに優れ、初心者やシンプルに録音を始めたい人に最適。
一方、オーディオインターフェースはプロフェッショナルな音質と拡張性を求める方に向いています。
用途や将来のニーズに合わせて選ぶことで、長期的に満足できる録音環境が整います。
USBとXLR対応のマイクや、USBダイナミックマイクも選択肢としておすすめです!