どのマイク接続方法が自分に合ってるの?
用途に応じた最適な接続パターンを紹介するから一緒に見ていこう!
この記事では、ゲーム実況などの用途に応じたマイクの接続方法を解説します。
まずは、5つのパターンの接続方法を紹介して、用途ごとにおすすめのパターンを説明します。以下の表にまとめたので、参考にしながら読み進めてください!
用途 | 適している接続パターン |
---|---|
ゲーム実況&雑談 | A、B、C |
歌枠・カラオケ | B、D |
歌ってみた | D、CD併用 |
弾き語り、生楽器 | D |
エレキギターなどの電子楽器 | E |
① ゲーム実況向けのおすすめマイク接続法
② 音楽制作での高音質を得るための接続方法
③ どのマイクを選べばいいのか、用途別の解説
マイクの接続パターン一覧と接続方法
マイクの接続パターンは以下の5つだ!
- パターンA:USBダイナミックマイク1本
- パターンB:USBコンデンサーマイク1本
- パターンC:オーディオインターフェース&ダイナミックマイク
- パターンD:オーディオインターフェース&コンデンサーマイク
- パターンE:オーディオインターフェース&フォーンケーブル
それぞれのパターンの接続方法と、特徴・強みなどを詳しく解説します!
パターンA:USBダイナミックマイク1本
USBダイナミックマイク → パソコン
簡単に接続できて、ノイズが入りにくいため、ゲーム実況や雑談に最もおすすめできる接続パターンです!
オーディオインターフェースを使わないから手間がかからず、デスクも物が少なくてすっきりします。
ただし、USBマイクには拡張性がありません。歌ってみたや音楽制作をするために、後からオーディオインターフェースを導入しても、USBダイナミックマイクは使えないというデメリットがあります。
音楽活動をしないのであれば、このAパターンのみでOKです!
パターンB:USBコンデンサーマイク1本
USBコンデンサーマイク → パソコン
ゲーム実況と簡単な音楽活動をするならパターンBがおすすめです。
ゲーム実況をメインにしつつ、カラオケ枠や、たまに歌ってみたを趣味程度にするなら、USBコンデンサーマイク1本で十分です。
コンデンサーマイクは、歌や生楽器などで使うと良い音で録音できますが、ゲーム実況や雑談にも併用可能です。
デメリットは、小さな音や遠くの音までしっかり拾うため、環境音や生活音などの雑音が入りやすいことです。特に、キーボードやマウスの操作音は大きめに入力されてしまいます。
雑音が気になる場合は、パターンCとDの併用をして、マイクを用途ごとに切り替えると解決します。
パターンC:オーディオインターフェース&ダイナミックマイク
ダイナミックマイク(アナログ)→ オーディオインターフェース → パソコン
高性能なマイクでゲーム実況をしたいならパターンCがおすすめ!
有名実況者の多くがこの構成を使っています。
パターンCで良く使われるマイクは、SHUREの「SM7B」です。
パターンAと特徴は変わりませんが、SM7Bのような高品質マイクを使える点がメリットです。※SLOPPYGAMESでもこのマイクで録音しています。
オーディオインターフェースは安いもので問題ありません。高額な製品と比べても音質も変わらないので、必要な機能が付いている中で、安いものを選んで買いましょう。耐久性を気にするなら日本製がおすすめです。
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パターンD:オーディオインターフェース&コンデンサーマイク
コンデンサーマイク(アナログ)→ オーディオインターフェース → パソコン
歌ってみたや音楽制作をするなら、最初からパターンDでスタートするのがおすすめです!
本格的に歌や楽器を録音するなら高性能なコンデンサーマイクが欠かせません。
USBマイクには、そこまで高品質なマイクは販売されていないため、オーディオインターフェースが必要になります。
コンデンサーマイクは、ゲーム実況や雑談に併用可能ではありますが雑音が入りやすいです。パターンCと併用で、安くても良いのでダイナミックマイクを1本用意しておくと解決します。
高価格帯のコンデンサーマイクには、それぞれ特徴があり、簡単におすすめを挙げることはできませんが、あえて言うなら1本目は耐久性の高い日本製をおすすめします。
日本は、気温や湿度が変わりやすく、海外の安定した気候で作られたマイクは壊れやすい傾向があります。日本製は日本のユーザーも多く、1年を通した変化に対応できるように作れれているため壊れにくいです。
周波数特性がフラットなAudio-Technica製のコンデンサーマイクから選べば、まず問題ないです!
\ AT2050以上のモノがおすすめ! /
パターンE:オーディオインターフェース&フォーンケーブル
エレキギター等 → オーディオインターフェース → パソコン
エレキギターなどの電子楽器を使う場合は、フォーンケーブルでオーディオインターフェースに接続して音を入力するパターンEの接続が必要です。
多くのオーディオインターフェースは、マイク用のXLR(キャノン)端子と楽器用のフォーン端子が両方接続できるハイブリッド端子になっています。
この形状の場合、フォーンケーブルも接続できることを覚えておきましょう!
パターンCやDの接続構成を準備すると、パターンEも利用できることがほとんどです。
用途一覧とおすすめパターン
用途ごとにおすすめのパターンをまとめたよ!
- ゲーム実況&雑談|パターンA(またはC)
- 歌枠・カラオケ|パターンB(もしくはD)
- 歌ってみた|パターンD(Cを併用)
- 弾き語り・生楽器|パターンD
- エレキギターなどの電子楽器|パターンE(C・D併用)
それぞれの用途と接続方法について、詳しく説明します!
ゲーム実況&雑談|パターンA(またはC)
ゲームと雑談しかしないならパターンAで十分です!
音質にこだわるならパターンCもありですが、最近はUSBマイクの性能が高くなってきているため、オーディオインターフェースを使った接続と音質が変わらなくなってきました。
パターンAのおすすめマイクはSHUREの「シュア MV7+」。専用アプリでコンプレッサーやイコライザーをかけられる高性能USBダイナミックマイクです!
軽い歌枠やカラオケと併用するならパターンB、本格的な音楽制作をするならパターンCとDの併用を検討しましょう。
歌枠・カラオケ|パターンB(もしくはD)
ゲーム実況や雑談と併用で軽くやるならパターンB、歌ってみたなど本格的に音楽活動もやる予定ならパターンDがおすすめ!
ゲーム実況がメインで、ファンサービスでカラオケや歌枠をやるならUSBコンデンサーマイク1本でOKです。
雑音に妥協しなくてはいけませんが、最もオールマイティに対応できて、コストが小さくて済むのがパターンBです。
視聴者が増えてきたり、本学的に活動したくなったタイミングで、オーディオインターフェースを導入してパターンDに変更しましょう。
歌ってみた|パターンD(Cを併用)
本格的な歌ってみた動画には、高性能なマイクを接続できるパターンDが必須!
本格的な音質が実現できるパターンDなら、歯擦れ音やリップノイズなど、歌には欠かせない細かく繊細な表現を録音できます。
周辺のノイズも拾いやすいため、マイク周りや部屋の反響音などの処理も必要になる場合がありますが、USBコンデンサーマイクと比べると別格の音質を実感できるはずです。
ゲーム実況や雑談をするならパターンCを併用して、ダイナミックマイクを1本用意しておきましょう。
弾き語り・生楽器|パターンD
弾き語りや生音の楽器を録音するなら高音質で録音できるパターンDがおすすめ!
パターンBでもOKですが、楽器の録音は声よりもさらにマイクによって音質が変わります。
倍音成分が大きいため、実音よりも共鳴している音に個性が宿ります。
また、弾き語りの場合はマイクを2本立てて、声とギターを別々に録音すると音質もバランスも良くなるため、パターンDでマイク2本用意するのがベスト。
コストは大きくなりますが、本格的な音楽活動をするならはじめからパターンDを目指して機材を揃えた方が最終的なコストも小さくなります。
エレキギターなどの電子楽器|パターンE(C・D併用)
エレキギター等はパターンE!オーディオインターフェースで接続しよう!
電子楽器はどうしてもオーディオインターフェースが必要になります。
音楽制作をするなら最初からオーディオインターフェースを購入しましょう。
パターンCやDとも併用できます。
USBマイクはオーディオインターフェースに接続できないため、必要ありません。
おすすめのコスパ最強構成をおしえて!
最初はコスパを優先して、無理なく機材を揃えたいよな!
ここでは、これからゲーム実況を始める人のために、コスパ重視でマイクを選ぶ方法を解説します。
お金をかえれば視聴者が増えるというわけではないので、効率良く機材を揃えていきましょう!
歌や音楽をやらないなら絶対にパターンA!
ゲーム実況や雑談だけで、歌や音楽をやらないならパターンAで確定です。
ゲーム実況ではコンデンサーマイクを使わない方が良いです。環境音・生活音・キーボードやマウスの音が入りやすく、歯擦れ音・リップノイズ・ポップノイズもうるさいため、視聴者が聞きづらくなります。
また、以前は音質の悪かったUSBダイナミックマイクは高品質化したため、トークを録音するには十分になりました。
有名配信者が高額マイクを使っていますが、それはUSBマイクの品質が向上する前から使っているだけです。最近の配信者は、USBマイクを使う人も多くなってきています。
オーディオインターフェースは不要になりました。
時代と共にゲーム実況に最適なマイクは変わってきていますが、現在のところは確実にUSBダイナミックマイクが最適です!
音楽活動をするなら高音質のパターンCとDの併用
歌をやるならパターンDからスタートして、パターンCへ拡張するのがおすすめ!
音楽制作をするならオーディオインターフェース&コンデンサーマイクからスタートして、ゲーム実況をやるなら予算に合わせてダイナミックマイクを導入しましょう。
USBマイクは接続できないので注意してください。
作曲をするにも、オーディオインターフェースがあれば自動的にパターンEもついてくるため、エレキギターなどの接続もできます。
初心者におすすめな安い構成は?
とにかくコストを安く抑えたいならAパターンかBパターン!
コストを抑えたいならAかBパターンで十分です。
また、ゲーム実況をするだけなら、普段使っている無線イヤホンのマイクでも問題ありません。
パソコンにBluetooth機能が搭載されていない場合は、USBタイプのBluetooth端末をパソコンに接続してイヤホンを接続しましょう。
ゲームをするなら「aptX」という規格で接続できるタイプが、遅延が少なくておすすめです!
ゲーム実況をするためのマイク接続方法のまとめ
ゲーム実況だけやるならUSBダイナミックマイク1本でOKだよ!
ゲーム実況や音楽制作を行う際に、どの接続パターンを選ぶかは用途や予算に合わせて決めることが大切です。
初心者には、シンプルでコストを抑えられるUSBマイクが便利ですが、将来的に音楽制作や高度な音質を追求したい場合は、オーディオインターフェースの導入も視野に入れるとよいでしょう。
自分の用途に最も適したパターンを選んで、無理なく快適な配信環境を整えましょう!
コメント
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