1万円以下でいいオーディオインターフェースってある?
自宅用なら1万円以内が正解だよ!高性能&高機能な製品がたくさんある!
この記事では、コスパ重視の方へ1万円以下で買えるオーディオインターフェースの選び方について詳しく解説します。
結論としては、自宅用なら1万円以内で買うのがおすすめ!高性能なインターフェースがたくさんあります!
安いオーディオインターフェースの選び方|安くても問題なし!
安いと音質が悪いなんて嘘だからな
オーディオインターフェースは、安くても音質がわるいということはなく、自宅用なら機能も性能もまったく問題ない場合が多いです。
ここでは、安いオーディオインターフェースの選び方を説明します!
オーディオインターフェースに必要な機能は意外と少ない
逆にオーバースペックなものが人気になってることが多いよ!
ゲーム実況や「歌ってみた」などの配信をする場合、オーディオインターフェースに必要な機能は少ないです。
- XLR端子(マイク接続)1個
- コンデンサーマイクを使うならファンタム電源
- ゲイン調整
- モニタリング機能
- イヤホン端子
以上があれば十分です。
※弾き語りをするならXLR端子2個でマイク2本使うと調整しやすいです!
最低限の機能を搭載したオーディオインターフェースを探してみると、1万円未満の製品がたくさんあることに気づけます。
配信をするにはオーバースペックな製品が多いので注意しましょう。
オーディオインターフェースの価格による違い
価格競争が起きてるから、価格による違いが無くなったな
オーディオインターフェースの価格は以下の要素で変わります。
- 入出力の端子の数
- 最大ゲイン
- 最大入力(音割れする限界の音量)
- エフェクト(コンプレッサーやリバーブ)
- ループバック機能
ただ、最近は安くても高機能な製品が増えていて、1万円以内でもループバック機能が搭載されていたりします。
コロナの影響で需要が高まったこともあり、オーディオインターフェースのランナップも増えて、価格競争が起こっています。
自宅用であれば安くても問題ない時代になったため、機能と性能をよく確認して検討しましょう。
よくある余分な機能|YAMAHA AG03はオーバースペックな場合が多い
ゲーム実況や「歌ってみた」をやるだけならAG03はおすすめしないよ!
オーディオインターフェースは、余分な機能のせいで無駄なコストがかかっていることがあります。
例えば、自宅用として人気のあるYAMAHA AG03をゲーム実況や「歌ってみた」用に購入する場合。
価格18,000円近くしますが、マイク入力とエフェクトくらいしか使われず、他の端子やつまみは触ったこともないという人も多いはず。
AG03は、XLR端子、キャノン、ラインの3つを同時入力できますが、フル活用する機会はそうそうありません。
また、弾き語りをしたい場合には、マイクが2本挿せなくて機能が足りていません。
コンプレッサーやリバーブなどのエフェクト機能も、PC内のソフトでできるため必須ではないです。
結論としては、配信や「歌ってみた」をやるならもっと安いオーディオインターフェースで良いということになります。
ZOOM AMS-24なら1万円でXLR端子が2つついているため、2本マイクで高音質な弾き語りもできます。
1万円以内でも”有名メーカー”の製品が安心できる理由
どんなに安くても有名メーカーの製品を買えば失敗しないぞ
オーディオインターフェースを製造するメーカーが増えていますが、有名メーカー製品の購入をお勧めします。
理由は、有名なメーカーはブランドを傷つけられないため、どんなに安くても品質が悪すぎることがないからです。
特に、耐久性の面で大きな差を感じます。
品質や機能が良くても、すぐに壊れてしまうとブランドの価値を落としてしまいます。
逆に、機能を削減して安くしている場合が多いですが、上でお伝えしたとおり多くの場合オーバースペックなので問題ありません。
必要な機能が搭載されていることさえ確認できれば、有名メーカーの製品を購入した方が長持ちして、品質も良いためおすすめです。
安いオーディオインターフェースを生産している有名メーカー表
1万円未満で生産してくれるメーカーに感謝!
1万円以内のオーディオインターフェースを生産している有名メーカーをご紹介します。
日本企業だとサポートとの連絡が取りやすいためおすすめです。
会社名 | 国 | 創業年 | 代表製品 |
---|---|---|---|
ZOOM | 日本 | 1983年 | AMS-22 |
Behringer | ドイツ | 1989年 | UM2 U-PHORIA |
KIKUTANI | 日本 | 1951年 | Newmal X |
M-Audio | アメリカ | 1988年 | M-Track Solo |
Arturia | フランス | 1999年 | MiniFuse 1 |
※N-Audioという中国の偽ブランドがあるので注意してください!(笑)
最近増えている中国製のオーディオインターフェースは避ける
買ってもいいけど、リスクは高いぞ
Amazonなどを見てみると、ブランド力がありそうな名前の中国メーカーが増えています。
名前が良い感じだとブランド意識があるように見えますが、新興企業は問題が起きたら名前を変えるだけで良いためブランド要素はほぼありません。
会社名やブランドに価値が無いと、品質や耐久性が考慮されていない可能性が高くなります。
特に、創業間もないにも関わらず、安い製品を作るメーカーには要注意です。
中国に限らず、新しいメーカーの製品はよく検討して購入しましょう。
以下は、中国の企業であることが確認できているメーカー名の一覧です。
ほぼすべての企業が創業年を公開していないため、名前だけ表記します。
- BOMGE
- FIFINE
- XTUGA
- BONKYO
- Donner
1万円以内で買えるおすすめオーディオインターフェース3選
現状使えるのは、以下の3つだけ!
1万円以内で、性能も機能も良いオーディオインターフェースが増えています!
それぞれに特徴があるため、1つずつ丁寧に紹介します。
もちろん、新興メーカーや出所がわからないものは省いてるため、安心してください!
ZOOM AMS-22はコスパ最強
XLR端子数 | 1 |
---|---|
モニタリング機能 | あり |
ループバック機能 | あり |
ファンタム電源 | あり |
ゲインレンジ | +54 dB |
サンプリングレート | 最大96kHz |
ゲーム実況、配信、「歌ってみた」に使うなら、正直これで十分です!
安さを求めるならこれが一番おすすめ。
軽くて小さい、持ち運びにも便利です。
ゲインレンジも高めで、これならダイナミックマイクを直接挿しても音量確保できます。
ただ、デザインが少しガッチリしているため、満足できない場合は以下のArturia MiniFuse 1、機能が足りない場合は、KIKUTANI Newmal Xを確認してください。
●AMS-22を実際に使った人のレビュー
KIKUTANI Newmal XならXLR端子2つで弾き語りもできる
XLR端子数 | 2 |
---|---|
モニタリング機能 | あり |
ループバック機能 | あり |
ファンタム電源 | あり |
ゲインレンジ | +39dB |
サンプリングレート | 最大48 kHz |
この価格で、XLR端子2つ、調整可能なエフェクト16種類搭載というのは、価格破壊でしかありません!
性能としては3万円以上のオーディオインターフェースに該当するレベルです。
エフェクト系を使いたいならこれが1番おすすめ!
ちょっと気になるのはゲインレンジが+39dBしかないこと。
例えば、SHURE SM7Bは+60dBのプリアンプを推奨しているため足りていないことがわかります。
ダイナミックマイクを使うなら+20dBを実現できるマイクプリアンプを用意しましょう。
▼おすすめマイクプリアンプ▼
●Newmal Xを実際に使った人のレビュー
Arturia MiniFuse 1はデザインが良くて価格破壊
XLR端子数 | 1 |
---|---|
モニタリング機能 | あり |
ループバック機能 | あり |
ファンタム電源 | あり |
ゲインレンジ | +110dB |
サンプリングレート | 最大192 kHz |
ギリギリ1万円以内で滑り込んだArturia MiniFuse 1はデザインが良く、性能が高いです。
サンプリングレート最大192kHz出せますし、+110dBのプリアンプ付きで外付けマイクプリアンプが不要です。
ホワイトもありますが、1万円を超えるため今回は出場辞退となりました(笑)
Newmal Xよりも機能は少なく、シンプルだけど、基本性能が高いです。
予算が許すならこれ1択。おすすめです!
●MiniFuse 1を実際に使った人のレビュー
オーディオインターフェースに関するよくある質問
ここでは、安いオーディオインターフェースを購入する時に、よくある質問とその答えをまとめています!
オーディオインターフェースとミキサーの違い
オーディオインターフェースは、マイクなどのアナログ音声を、パソコンが認識できるデジタル音声に変換する機能を持っています。
さらに、マイクの音量を上げる「プリアンプ」の役割や、複数の音源をまとめて1つの音源に変換する「ミキサー」の役割を一緒に搭載した”複合機”としてオーディオインターフェースと呼ばれることもあります。
▼ミキサーの詳細はこちら▼
オーディオインターフェースの選び方
オーディオインターフェースを選ぶコツは2つあります。
- 用途を決める
- 必要な機能を把握する
ゲーム実況、「歌ってみた」、弾き語り、バンドライブ配信など、オーディオインターフェースを利用する用途を決めることが1番大事です。
また、それぞれの用途に必要な機能を確認しましょう。
- XLR端子やキャノン端子がいくつ必要か
- エフェクト機能は必要か
- どれくらいのゲインレンジが必要か
- ファンタム電源は必要か
- 仮想ミキサーは必要か
初めて準備する場合は、楽器屋さんなどで店員さんに聞いてしまうのが一番早いです!
ある程度自分で調べたら、協力してくれる先輩たちを頼ってみましょう。
まとめ
自宅用オーディオインターフェースは安くてOKだよ!
自宅で使うオーディオインターフェースを選ぶときは、必要な機能が搭載されていれば安いものを購入しても問題ありません。
ゲーム実況や「歌ってみた」なら、XLR端子が1つ、ファンタム電源、ゲイン調整、モニタリング機能があれば十分です。弾き語りならXLR端子が2つあると便利です。
高機能なオーディオインターフェースは使わない機能が多く、無駄にコストがかかることがあります。
1万円以下でも十分な性能のものが多いので、無駄な機能がない製品を選びましょう。
また、有名メーカーの安価な製品を選べば、品質も安心です!
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